こんにちは。コメアオです。
今回のブログのテーマは、『フィリピン航空とセブパシフィック航空の売上比較と運行状況はコロナでどうなってるの?』についてです。
ご存知のように新型コロナで世界各国の航空業界は深刻なダメージを受けています。新型コロナの感染者数が世界で増加し始めた2020年3月から5月は世界各国でロックダウンをして移動する事すら出来なくなりました。オフィスで仕事をするのが当たり前だったのがロックダウン後はテレワークに移行して自宅で仕事をしている方も多いと思います。
また不要不急な外出は避けて”Stay home, Stay safe”という言葉があちこちで使われる様になりました。その為、街から人が消えて今まで見た事が無いような光景を目にしました。お店は閉まり通りは人が歩いておらずフィリピンではバスや電車は運行が許可されず車がまばらに走っているだけでした。
また世界各国の政府が自国で新型コロナの感染者数が増え出した頃にようやく危機感を持ち外国人が自国に入国するのを禁止にしました。その為、外国に行く事すら出来なくなりました。外国旅行は勿論、今まで世界各国をまたにかけていたビジネスマンもテレワークに移行した為に飛行機を使う必要が無くなり航空業界の売り上げが激減しました。フィリピンの航空業界も例外ではありません。
そんな中でも制限はあるものの外国人もフィリピン国内に入国できるようになり国際線を徐々に再開し始めました。フィリピン航空とセブパシフィック航空の運行が現在どのようになっているのか早速見ていきましょう。
フィリピン国内に入国が出来る外国人
フィリピン政府は、2020年8月1日から長期滞在のビザを持っている外国人に対してフィリピンに入国の許可しました。フィリピンに入国する際に既に下記長期滞在のビザを持っている人が対象ですが、下記ビザの新規受け付けはしていないです。
(1)入国時に有効な既存の長期滞在ビザを所持しなければならない。しかしながら、新たな入国査証の申請は受け付けられない。
(注)フィリピン入国管理局フェイスブックに記載されている入国が認められる長期滞在査証の種類
ア フィリピン入国管理法第13条に係るビザ(13ビザ、13(a)ビザ、13(b)ビザ、13(c)ビザ、13(d)ビザ、13(e)ビザ、13(g)ビザ)
イ RA 7919ビザ
ウ EO 324ビザ
エ フィリピン生まれ(Native-born)の査証
(2)(フィリピン政府により)認定された隔離施設の事前予約があること。
(3)COVID-19検査提供施設の事前予約があること。
(4)到着空港及び渡航日の受け入れ能力に応じたものであること。
引用元:【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その51:長期滞在ビザ(査証)を所持する外国人のフィリピン入国)
労働ビザ9(g)を持っていても2020年8月1日の時点ではフィリピンに入国出来ないのでご注意ください。
フィリピン航空
売り上げ
前年度と比べる今年度の2020年度第1四半期決算の当期純利益は-1,225.21%です。
総売上高
32,073,109,000ペソ 今年度
39,244,489,000ペソ 前年度
当期純利益/(損失)税引後
-9,279,438,000ペソ 今年度
-501,832,000ペソ 前年度
1株当たりの収益
-0.81ペソ 今年度
-0.07ペソ 前年度
株価の推移
2020年初から8月3日までの株価の推移です。3月19日には一時5.00ペソまで株価が下落しました。
運行状況 (日本とフィリピン間)
『PAL Flights for August and onwards』で確認が出来ます。
マニラ-東京(羽田)
週3回(月/水/日)
マニラ-東京(成田)
週3回(火/木/金)
セブ-東京(成田)
8月1日および15日
マニラ-福岡
週に1回(日曜日)
マニラ-大阪(関西)
週3回(火/金/日)
マニラ-名古屋
週2回(水/土)
セブパシフィック航空
売り上げ
前年度と比べる今年度の2020年度第1四半期決算の当期純利益は-135.25%です。これによりセブパシフィック航空は8月までに800人を超える従業員を解雇する予定です。
総売上高
15,914,083,272ペソ 今年度
21,177,465,762ペソ 前年度
当期純利益/(損失)税引後
-1,182,984,995ペソ 今年度
3,356,430,142ペソ 前年度
1株当たりの収益
-1.99ペソ 今年度
5.64ペソ 前年度
株価の推移
2020年初から8月3日までの株価の推移です。5月26日には一時31.05ペソまで株価が下落しました。
運行状況 (日本とフィリピン間)
『Cebu Pacific Flight Schedule – August 2 to 31, 2020』で確認が出来ます。セブパシフィック航空はマニラ-名古屋のフライトが無いのでご注意ください。
東京(成田)-マニラ
毎週水曜日/土曜日
大阪-マニラ
毎週金曜日
まとめ
こうして日本とフィリピン間のフライト数だけ見てもフライト数が少ないのが分かります。フィリピン航空とセブパシフィック航空は8月1日より幾つかの国際線のフライトを再開していますが、フィリピンに入国が出来る日本人は限られていてたとえ労働ビザを持っていてもまだフィリピンには入国する事は出来ません。
また航空業界はテレワーク化が進みビジネスマンが世界を飛び回らなくても済むため以前のように顧客が戻らないと言われています。
今月には第2四半期の決算が発表されると思われ第1四半期より業績が悪化した決算が発表されると思われます。
現在、航空業界は大変深刻な状況下にありますが有効なワクチン開発がされ新型コロナが落ち着いたらまたたくさんの乗客を乗せて大空に羽ばたいて欲しいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは、『フィリピン航空とセブパシフィック航空の運行状況はコロナでどうなってるの?』についてでした。
いかがだったでしょうか。
次回のテーマは、『フィリピン人と結婚のプロセス ステップ2』についてです。
Have a nice day!
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