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【フィリピン株】SCCの2021年1-9月期の決算

SCCの2021年1-9月期の決算

2021年第3四半期の連結純利益は、前年同期の7億5,000万ペソから40億1,000万ペソに435%増加し、四半期ベースで過去最高の純利益を達成しました。これは主に、パンデミック後の経済活動の力強い回復、低水準の在庫、生産の混乱により、セミララ炭の売上高および平均販売価格が2桁増となったことによるものです。

電力部門では、ASPの上昇によりSCPCとSLPGCの貢献度がそれぞれ13%、60%上昇し、若干の改善が見られました。

全体として、第3四半期の純利益の78%は石炭部門が占めています。

2021年1-9月期の連結純利益は、前年同期の19億9,000万ペソから102億9,000万ペソへと244%増加し、パンデミック前の年間純利益である97億ペソを上回りました。逼迫した市場の中で安定した石炭生産と内部使用量の削減により、加速する中国の需要、記録的な石炭価格の高騰、ペソ安の恩恵を受けることができました。

主に、CREATE法の発効にともなう繰延税金の再測定による133百万ペソの非経常的な損失と、金融契約からの一時的な利益61百万ペソを除くと、連結コア純利益は、前年同期の29億9,000万ペソから256%増の104億3,000万ペソとなりました。

第3四半期の純利益は、主に石炭部門(77%)から得られたもので、SCPC が12%、SLPGCが11%貢献しています。

石炭収入は41億9,000万ペソから108億8,000万ペソへと160%増加し、純利益は4億2,800万ペソから36億3,000万ペソへと748%増加しました。純利益は4億2,800万ペソから36億3,000万ペソへと748%増加しました。

SCPCの売上高は、前年同期の26億4,000万ペソから24億8,000万ペソへと6%減少しました。純損失は4,400万ペソとなりました。前年は2億500万ペソの純利益でした。

SLPGCの売上高は、前年同期の14億8,000万ペソから17億4,000万ペソへと18%増加し、単独純利益は1億2,400万ペソから1億7,900万ペソへと44%増加しました。

2021年1月から9月までのグループ全体の設備投資額は36億ペソとなり、前年同期比で12%減少しました。支出の大部分(69%)は、石炭部門のリフレッ トおよび水漏れ防止プログラムに費やされました。残りは発電所のメンテナンスに費やされました。

 

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SCCの2021年1-9月期の財務状況

2021年9月30日現在、連結総資産は740億ペソ、連結純資産は472億ペソとなりました。当期の財務状況はそれぞれ4%および12%の改善しました。

連結キャッシュは、2021年4月にローンの償却や53億ペソの配当金の支払いがあったにもかかわらず、2020年12月31日時点の81億ペソから2021年9月30日時点の120億ペソへと48%急増しました。主に、石炭事業の過去最高の業績が最終キャッシュバランスの増加に貢献しました。

2021年9月末の連結利益剰余金は371億ペソとなり、2020年末の321億ペソから16%増加しました。連結利益剰余金は、103億ペソの純利益を計上し、53億ペソのSMPC親会社の配当を実施した結果、2021年9月末時点で371億ペソとなり、2020年末の321億ペソから16%増加しました。

 

SCCの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で167億1,291万ペソとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で34億4,452万ペソとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年9月末時点で93億8,677 万ペソとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

SCCの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   44.65%
売上高営業利益率:   -%
ROE:   21.83%
ROA:   13.92%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   63.75%
流動比率:   217.77%
当座比率 :  135.96%
負債比率:   56.87%
固定比率 :  97.33%
固定長期適合率:   75.14%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   43.94%
利益構成比率:   68.50%

 

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SCCの株価

企業名: Semirara Mining and Power Corporation (SCC)
セクター: 鉱業・石油
サブセクター: 鉱業
時価総額: 1,107億2,676万5,501.00ペソ(2021年10月29日付)
浮動株比率:  24.03%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   2.42ペソ
BPS:   11.09ペソ
PER:   8.05倍
PBR:  2.34倍

SCCは、1977年にエネルギー省と締結した石炭操業契約(1981年に修正)により、アンティク州カルヤ県セミララ島の石炭資源を探査・開発・採掘するために、1980年2月26日に法人化されました。現在、SCCは自社の電力子会社のほか、他の発電所、セメントメーカー、その他の小型ボイラーユーザーと既存の石炭供給契約を結んでいます。

SCCの週足チャートは、株価が現在200週移動平均線(ピンクの線)より上で推移しています。また20週移動平均線(緑の線)が200週移動平均線をもう少しでゴールデンクロスしそうです。株価のサポートは20.60ペソ、レジスタンスは30.80ペソです。

 

まとめ

SCCの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は44.65%、売上高営業利益率は-%でした。売上総利益率から効率よく利益を出しています。ROEは21.83%、ROAは13.92%でした。株主資本、資産全体から効率良く利益を出せています。

自己資本比率は63.75%、流動比率は217.77%、当座比率は135.96%、負債比率は56.87%、固定比率は97.33%、固定長期適合率は75.14%でした。自己資本比率、流動比率、当座比率は高く、負債比率、固定比率、固定長期適合率が低く理想の財務状況です。

キャッシュフローマージンは43.94%、利益構成比率は68.50%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでいますが、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは2.42ペソ、BPSは11.09ペソ、PERは8.05倍、PBRは2.34倍でした。割安です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はSランクで非常に良いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14.
13. SCC

A 良い (10~12)
12.
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4.

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY
2.
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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