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【フィリピン株】NIKLの2021年1-9月期の決算

NIKLの2021年1-9月期の決算

2021年第3四半期の売上高は、210億6,280万ペソとなり、前年同期の151億1,470万ペソに比べて39%、59億4,810万ペソ増加しました。

費用は63億3,960万ペソから63億9,720万ペソへと1%、5,760万ペソの増加となりました。

物品税およびロイヤルティは、鉱石価格の上昇および出荷量の増加による収入の増加により、前年同期の 15億6,270万ペソから33%増の20億7,960万ペソとなりました。

金融収益は、定期預金の純利回りが前年同期に比べ大幅に低下したことにより、前年同期の2億80万ペソから32%減の1億3,700万ペソとなりました。

金融費用が2億1,710万ペソから1億8,060万ペソに17%減少したのは、世界的なパンデミックの影響により、ロンドン銀行間取引金利が1.96%から0.21%に継続的に低下したことによるものです。同様に、国内の借入金利も平均6.33%から5.47%に低下しました。

THNCおよびCBNCへの投資から得られた利益は、前年同期は1,110万ペソの損失であったのに対し、当四半期は3億4.040万ペソの利益を計上しました。

その他の収益(純額)は、前年同期の1億7,610万ペソに対し、当四半期は6億8,090万ペソとなりました。これは主に、ペソに 対する米ドルの上昇によるものです。

法人税率が30%から25%に引き下げられたにもかかわらず、当年度の増収により課税所得が増加したため、 法人税等調整額は71%増加しました。

連結純利益は、前年同期の31億3,180万ペソに対し、83億6,430万ペソとなりました。

非支配持分控除後の親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期の22億9,960万ペソに対し、61億7,230万ペソでした。

 

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NIKLの2021年1-9月期の財務状況

2020年12月31日時点の489億1,330万ペソに対し、2021年9月30日時点では551億5,410万ペソとなりました。流動資産は220億1,200万ペソから26%増の277億8,650万ペソとなりました。これは、鉱石価格の上昇による営業収入の増加に伴い、営業債権が増加したことによるものです。

固定資産は、2020年12月31日時点の269億130万ペソから2021年9月30日時点では273億6,760万ペソになりました。固定資産がわずかに増加したのは、主に関連会社の当期純利益に対する親会社の持分に起因します。

流動負債は、顧客から頭金を受け取ったことにより、前年同期末の109億4,430万ペソから16%増の 126億9,510万ペソとなりました。なお、物品税およびロイヤルティは四半期末時点では増加していますが、これは四半期末の翌月に送金されます。

固定負債は、退職金を計上したことにより、前年度末の33億7,220万ペソに対し、34億2,440万ペソとわずかに増加しました。

非支配持分控除後の株主資本は、当期純利益と配当金の支払いにより、前年同期比11%増の343億830万ペソとなりました。

 

NIKLの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で56億8,590万となりました。前年同期の54億2,880万ペソに比べて若干増加しました。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で23億1,980万ペソとなりました。投資活動に使用された現金は、主に有形固定資産および負債証券の金融資産の純取得および売却により生じました。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年9月末時点で39億4,800万ペソとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローでは、2021年第3四半期において、自己株式の取得はありませんでした。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

NIKLの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   72.19%
売上高営業利益率:   68.78%
ROE:   21.43%
ROA:   15.16%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   70.77%
流動比率:   218.88%
当座比率 :  124.15%
負債比率:   41.30%
固定比率 :  70.11%
固定長期適合率:   64.46%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   27.00%
利益構成比率:   87.46%

 

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NIKLの株価

企業名: Nickel Asia Corporation (NIKL)
セクター: 鉱業・石油
サブセクター: 鉱業
時価総額: 763億3,276万655.20ペソ(2021年11月11日付)
浮動株比率:  33.75%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   0.45ペソ
BPS:   2.52ペソ
PER:   9.35倍
PBR:  2.23倍

NIKLは、あらゆる種類の鉱石、金属、鉱物の採掘事業および都市やその他の地域への発電、送電、配電、供給事業を行うことを主な目的として、2008年7月24日に証券取引委員会(SEC)に設立されました。NIKLは他にも様々な段階でニッケルの探鉱を行っており、銅や金の可能性も引き続き追求しています。また、サプロライトとリモナイトの鉱石を日本と中国の顧客に輸出しています。

NIKLの週足チャートは、パンデミック後、大きく上昇をしましたが、今年にレンジ相場が続いています。現在は20週移動平均線(緑の線)と50週移動平均線(オレンジの線)付近を推移しています。MACD、RSIは下落をしています。入り株価のサポートは4.82ペソ、レジスタンスは6.41ペソです。

 

まとめ

NIKLの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は72.19%、売上高営業利益率は68.78%でした。売上総利益率、売上高営業利益率共に利益率が高いです。ROEは21.43%、ROAは15.16%でした。株主資本、資産全体から効率よく利益を生み出しています。

自己資本比率は70.77%、流動比率は218.88%、当座比率は124.15%、負債比率は41.30%、固定比率は70.11%、固定長期適合率は64.46%でした。全ての比率において健全な財務状況です。

キャッシュフローマージンは27.00%、利益構成比率は87.46%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでいますが、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは0.45ペソ、BPSは2.52ペソでした。EPS、BPS共に前年を上回っています。PERは9.35倍、PBRは2.23倍でした。株価はやや割安です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はSランクで非常に良いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL
13. SCC

A 良い (10~12)
12. CNPF
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4. BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY
2.
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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