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【フィリピン株】MWIDEの2021年1-9月期の決算

MWIDEの2021年1-9月期の決算

2021年1-9月期の連結売上高は、前年同期比27%(24億ペソ)増の114億5,000万ペソとなりました。建設部門の収益は105億6,000万ペソとなりました。連結売上高に占める割合は92%で、前年同期を31億ペソ(42%)上回りました。2020年3月16日に政府によって課された検疫制限から、建設部門は2020年第3四半期から徐々に通常レベルへと移行しています。

直接費用は94億6,000万ペソとなり、27%(20億ペソ)増加しました。この動きは、旅客数の減少や空港・陸上港ターミナルの稼働率低下にもかかわらず、固定費や減価償却費を考慮した3つのセグメント全体の収益実績と一致しています。

その他の営業費用(純額)は11億ペソとなりました。1億600万ペソの減少は、主に意識的かつ積極的なコスト削減施策に起因するものです。ターミナル事業及びマーチャンダイジング事業において、サービス契約の範囲や料金の見直しなど、当四半期は通常より大幅に稼働率が低下したため、売上高は減少しました。

連結売上総利益は20億ペソとなり、建設事業が16億ペソの81%を占めています。ターミナル事業が2億8,400万ペソの14%、空港業務およびマーチャンダイジング部門は9,100万ペソの4%を占めました。

金融費用、金融収益およびその他の収益(費用)から成る、その他の費用(純額)は12億ペソとなり、前年同期比で9%減少しました。2021年にローン変更益2億800万ペソを計上し、前年同期にその他の収益(費用)に計上したIRSの時価評価損に対し、今年計上した空港セグメントの金利スワップの時価評価益を計上しました。しかし、これは、ペソ/ドルの為替レートが上昇したことにより、2021年に空港部門の米ドル建て貸付金で計上した未実現為替差損により相殺されています。

連結当期損失は、2020年の連結当期損失9億1,800万ペソに対し、5億1,000万ペソとなりました。COVID-19危機への世界的な対応に起因する業務の混乱により、空港および旅行関連セグメントからの収益が最小限となったため、空港セグメントで相殺されたものの、建設事業の改善に関連してわずかに改善しました。

 

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MWIDEの2021年1-9月期の財務状況

2021年9月30日時点の流動資産は6%増の23億ペソとなりました。

現金及び現金同等物の減少は、17億ペソの金融費用の支払い、優先株の配当金3億7,900万ペソ、生産能力増強のためのプレキャスト及び建設機械の様々な取得によるものです。これは、当四半期中に受注した新規プロジェクトの顧客からの頭金による収入や、営業キャッシュ・フローの増加により相殺されました。

非流動資産は450億ペソとなりました。

関連会社およびジョイント・ベンチャーに対する投資は6%減少し、5,500万ペソとなりまし た。この減少は、さまざまなジョイントベンチャーおよびアソシエイトへのグループの投資に占める純損失の一部の結果です。

流動負債は5%、14億ペソの増加となりました。

2021年5月4日、GMCACと貸付人は、修正再表示されたオムニバスローンおよびセキュリティ契約(OLSA)の第2修正条項を締結し、元本返済のスケジュールを2024年に修正および延期しました。その結果、GMCACの借入金は流動資産から非流動資産に再分類され、その金額は8億2,400万ペソとなりました。

非流動負債は5%増の18億ペソとなりました。

2021年5月4日、GMCACと貸出人は、修正された第2次修正案を締結しました。この契約により、元本返済のスケジュールが変更されました。の返済は2024年までとなります。この結果、1年以内に返済予定の長期借入金(以下「1年以内返済予定長期借入金」という。GMCACの8億2,400万ペソは、非流動債権に振り替えられました。

親会社に帰属する資本は、3%または4億5,900万ペソの減少となりました。この減少は、主に優先株式への配当金3億7,900万ペソの支払いによるものです。

 

MWIDEの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動から得た現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で、13億6,800万ペソでした。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で9億7,800万ペソでした。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で11億300万ペソでした。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

MWIDEの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   16.54%
売上高営業利益率:   -%
ROE:   -2.60%
ROA:   -0.61%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   23.48%
流動比率:   140.42%
当座比率 :  83.63%
負債比率:   325.83%
固定比率 :  228.51%
固定長期適合率:   80.09%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   11.42%
利益構成比率:   -72.30%

 

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MWIDEの株価

企業名: Megawide Construction Corporation (MWIDE)
セクター: 産業
サブセクター: 建設・インフラ・関連サービス
時価総額: 102億6,838万9,556.70ペソ(2022年1月6日付)
浮動株比率:  32.96%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   -0.23ペソ
BPS:   4.26ペソ
PER:   -16.45倍
PBR:  1.20倍

MWIDEは、2004年7月28日に総合建設会社として設立され、その後、官民連携(PPP)プログラムへの参加を通じて、フィリピン政府とのパートナーシップを構築し、事業を拡大してきました。当社は、政府のインフラストラクチャープログラムにおいて積極的な推進役を担っています。

MWIDEの週足チャートは、パンデミック以降、レンジ相場が続いていて、現在すべての移動平均線を下回っています。MACD、RSIは下を向いており、RSIは28.21と売られ過ぎのレベルです。株価のサポートは4.54ペソ、レジスタンスは7.50ペソです。

 

まとめ

MWIDEの2021年1-9月期の決算内容は、売上総利益率は16.54%、売上高営業利益率は-%でした。売上総利益率は低く効率よく利益を出せていません。ROEは-2.60%、ROAは-0.61%でした。1-9月期に純損失を計上したため株主資本、資産全体から利益を生み出せませんでした。

自己資本比率は23.48%、流動比率は140.42%、当座比率は83.63%、負債比率は325.83%、固定比率は228.51%、固定長期適合率は80.09%でした。現金化できる流動比率は良いですが、自己資本比率は低く、借金への依存度が高いものの資金繰りが苦しい状況ではありません。

キャッシュフローマージンは11.42%、利益構成比率は-72.30%でした。売上げから効率よく稼いでおらず、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは-0.23ペソ、BPSは4.26ペソでした。EPS、BPSは共に前四半期、前年同期を下回っています。PERは-16.45倍、PBRは1.20倍でした。PERがマイナスになっているので1株当たりの株価収益率がマイナスであることを示しています。株価はPBRで判断をするとやや割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はDランクで非常に悪いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

MWIDEと同セクター:産業、同サブセクター:建設・インフラ・関連サービスは、
EAGLEがあります。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL, EAGLE
13. SCC

A 良い (10~12)
12. CNPF, GMA7, FGEN
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI, FB, WLCON

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV, DNL
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4. BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY, PHR, ABS
2. DITO, PHA, 2GO, MWIDE
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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