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【フィリピン株】MACの2021年1-9月期の決算

MACの2021年1-9月期の決算

2021年第3四半期の連結売上高は5億200万ペソとなり、前年同期の2億5,510万ペソから97%増となりました。2021年第3四半期に、Covid-19のデルタ株抑制のための厳格な措置の影響により、主力事業の一つであるグランドハンドリングセグメントが減収となりましたが、機内食・その他のケータリングセグメントは改善されました。
2021年1-9期の機内食およびその他のケータリングの売上は3億9,830万ペソとなり、このうち第3四半期は、第2四半期の1億2,140万ペソに対し、1億4,560万ペソとなり、20%増となりました。       

直接費総額は14億1,000万ペソで、4億479万ペソ(24%)減少しました。これは、航空・観光依存の子会社の事業縮小や、事業量減少に合わせたコスト抑制策を進めたことが減少の要因です。

営業費用は、主に経費削減策により、7,140万ペソ(13%)減少しました。

その他の収益および費用は、前年同期の2,511万ペソに対し、2億4,150万ペソ(962%)増加しました。これは、前年同期に2億1,700万ペソの減損損失を取り崩したことが主な要因です。

法人税等引当金は、収入の減少に伴う課税所得の減少により、2020年の1,728万ペソに比べ78%減の375万ペソとなりました。

 

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MACの2021年1-9月期の財務状況

2021年9月末時点の連結総資産は100億9,000万ペソとなり、2020年12月末時点の103億9,000万ペソから3億66万ペソ(-2.9%)の減少となりました。  

現金および現金同等物は、6億8,352万ペソ(54%)減少しましたが、これは主に債務返済、資本支出および営業キャッシュフローの必要性に起因するものです。事業子会社の現金残高は、現在返済中の債務に対応するために温存されています。    

売上債権は、売上債権の回収により3億370万ペソ(-17%)減少しました。航空部門の事業が徐々に回復していることにより、売上債権の回収が売上高の増加を上回りました。棚卸資産は7,760万ペソとなり、予想された在庫水準とほぼ同じでした。

有形固定資産は、ケータリング、グランドハンドリング、航空学校、水の各社が行った最小限の買収を減価償却費で相殺し、23.8億ペソと、前年の24億4,000万ペソから6,451万ペソ(-3%)減少しました。

その他の固定資産7億1,091万ペソは、その後の財・サービスの提供のために請負業者/供給業者に立替えたこと、および繰延鉱山探鉱費に対する減損引当金を取り崩したことにより、3億7,330万ペソ(110%)増加しています。

買掛金および未払金は、2021年9月30日現在、2億2,219万ペソ(13%減)減少しています。借入金16億3,500万ペソは、グループ内の複数の会社が資産取得や運転資金調達のために現地銀行から借り入れた借入金残高です。

 

MACの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で、3億1,600万ペソでした。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で1億8,100万ペソでした。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で1億9,100万ペソでした。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

MACの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   2.17%
売上高営業利益率:   -%
ROE:   -11.61%
ROA:   -4.99%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   42.98%
流動比率:   117.96%
当座比率 :  93.13%
負債比率:   132.65%
固定比率 :  172.82%
固定長期適合率:   94.99%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   -22.94%
利益構成比率:   168.33%

 

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MACの株価

企業名: Macroasia Corporation (MAC)
セクター: サービス
サブセクター: 輸送サービス
時価総額: 101億9,226万5,360.97ペソ(2022年1月17日付)
浮動株比率:  25.54%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   -0.20ペソ
BPS:   2.29ペソ
PER:   -19.56倍
PBR:  2.31倍

MACは、子会社および関連会社を通じて、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)、マニラ国内空港、マクタン-セブ国際空港、カリボ国際空港、ダバオ国際空港および一般航空エリアで航空支援事業に従事しています。また航空機のメンテナンス、修理、オーバーホールサービス、機内食サービス、空港グランドハンドリングサービス、チャーター便サービスを提供し、NAIAで経済特別区を運営しています。

MACの週足チャートは、パンデミック以降、レンジ相場が続いていますが、最近20週移動平均線(緑の線)と50週移動平均線(オレンジの線)がゴールデンクロスしました。株価のサポートは4.00ペソ、レジスタンスは6.60ペソです。

 

まとめ

MACの2021年1-9月期の決算内容は、売上総利益率は2.17%、売上高営業利益率は-%でした。売上総利益率は低く効率よく利益を出せていません。ROEは-11.61%、ROAは-4.99%でした。1-9月期に純損失を計上したため株主資本、資産全体から利益を生み出せませんでした。

自己資本比率は42.98%、流動比率は117.96%、当座比率は93.13%、負債比率は132.65%、固定比率は172.82%、固定長期適合率は94.99%でした。自己資本比率は高いですが、流動比率や当座比率は低く、短期債務返済能力はありません。また、借金で固定資産を調達しているものの資金繰りが苦しい状況ではありません。

キャッシュフローマージンは-22.94%、利益構成比率は168.33%でした。売上げから効率よく稼いでおらず、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは-0.20ペソ、BPSは2.29ペソでした。EPSは前年同期を上回っていますが、純損失をだったためマイナスです。BPSは前同期を下回っています。PERは-19.56倍、PBRは2.31倍でした。PERがマイナスになっているので1株当たりの株価収益率がマイナスであることを示しています。株価はPBRで判断をするとやや割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はDランクで非常に悪いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

MACと同セクター:産業、同サブセクター:建設・インフラ・関連サービスは、
2GOがあります。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL, EAGLE
13. SCC

A 良い (10~12)
12. CNPF, GMA7, FGEN
11. MPI, TEL, CHP
10. MONDE, AGI, FB, WLCON

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV, DNL
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO, MWC
4. BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY, PHR, ABS
2. DITO, PHA, 2GO, MWIDE, MAC
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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