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【フィリピン株】FBの2021年1-9月期の決算

FBの2021年1-9月期の決算

2021年1-9月期の連結売上高は、前年同期の1,945億5,900万ペソから14%増の2,217億4,600万ペソとなりました。この増加は主に、当社グループの販売数量の増加および販売価格の上昇によるものです。

連結売上原価は、前年同期の1,406億5,100万ペソから11%増加の1,564億3,100万ペソとなりました。これは主に、当社グループの販売数量が増加したことと、物品税の税率が上昇したことによるものです。

連結売上総利益は、前年同期の539億800万ペソから21%増加の653億1,500万ペソとなりました。この増加は主に、グループ全体での販売数量の増加によるものです。

連結販売管理費は、前年同期の333億7,700万ペソから3%減少の325億900万ペソとなりました。この減少は主に、広告宣伝費および販売促進費が減少したことによるものです。

連結支払利息およびその他の財務費用は、前年同期の28億1,600万ペソから12%減少の、24億7,700万ペソとなりました。この減少は主に、ビールおよびNABセグメントの借入金の金利が低下したことによります。

連結受取利息は、前年同期の6億600万ペソから39%減少の3億6,900万ペソとなりました。この減少は主に、短期金融市場の平均残高の減少と金利の低下によるものです。

当社グループは、2021年1-9月期に、固定資産の処分・売却により2億100万ペソの利益を計上しました。

連結その他の収益は、前年同期の19億1,600万ペソから89%減少の2億1,700万ペソとなりました。これは主に、ペソ安と税額控除の縮小に伴い、2021年に購入注文デリバティブの評価損が増加したことによるものです。

以上の結果、連結税引前利益は、前年同期の202億2,400万ペソから54%増加の311億1,600万ペソとなりました。

法人税等は、課税所得が増加したことにより、前年同期の58億6,600万ペソから18%増加の69億3,200万ペソとなりました。しかしながら、当グループは、共和国法第11534号(CREATE法)の施行による低税率の恩恵を受けています。

以上の結果、SMFBの連結純利益は、前年同期の143億5,800万ペソから68%増加の241億8,400万ペソとなりました。

SMFBの連結純利益(税・少数株主持分控除後)は、前年同期の78億4,600万ペソから104%増加の159億8,800万ペソとなりました。

 

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FBの2021年1-9月期の財務状況

2021年9月30日時点の連結総資産は、2020年12月31日時点と比較して4%(115億8,800万ペソ)増の2,878億4,000万ペソとなりました。この増加は、主に営業活動から得た現金収入の増加および棚卸資産残高の増加によるものです。

2021年9月30日時点の連結負債総額は、2020年12月31日時点に比べて1%(10億2,800万ペソ)増の1,454億9,100万ペソとなりました。この増加は主に、仕入債務の増加によるもので、有利子負債および未払税金の減少により一部相殺されました。

現金・預金および現金同等物は、営業活動から得た現金の増加、ならびにビール・NAB部門および食品部門の長期借入による純収入により、30%、111億5,700万ペソ増加しました。

2021年9月30日現在の連結株主資本合計は、2020年12月31日時点の水準を8%(105億3,000万ペソ)上回る1,423億4,900万ペソとなりました。この増加は主に、当期純利益241億8,400万ペソから、当グループが当期中に実施した配当金132億1,600万ペソを差し引いたことによるものです。

 

FBの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動から得た現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で、359億7,500万ペソでした。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で97億8,900万ペソでした。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で154億7,900万ペソでした。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

FBの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   29.45%
売上高営業利益率:   14.79%
ROE:   16.99%
ROA:   8.40%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   49.45%
流動比率:   153.44%
当座比率 :  87.69%
負債比率:   102.21%
固定比率 :  123.14%
固定長期適合率:   81.72%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   16.22%
利益構成比率:   73.82%

 

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FBの株価

企業名: San Miguel Food and Beverage, Inc. (FB)
セクター: 産業
サブセクター: 食品・飲料・たばこ
時価総額: 4,393億5,051万3,691.50ペソ(2021年12月7日付)
浮動株比率:  11.23%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   2.71ペソ
BPS:   15.55ペソ
PER:   20.60倍
PBR:  4.78倍

1956年10月31日に設立されたSan Miguel Pure Foods Company, Inc.の前身であるFBは、主に食肉加工品の製造・販売を行っていました。2018年、FBは、アルコール・ノンアルコール飲料事業への拡大を反映して、主要目的を修正し、社名を現在のものに変更しました。

FBの週足チャートは、パンデミック以降、下値が切り上がり右肩上がりですが、今年に入り株価は下落をして、MACD、RSIは下落をしています。50週移動平均線(オレンジの線)付近でバウンスをするか注目です。株価のサポートは72.80ペソ、レジスタンスは85.00ペソです。

 

まとめ

FBの2021年1-9月期の決算内容は、売上総利益率は29.45%、売上高営業利益率は14.79%でした。売上総利益率、売上高営業利益率から効率よく利益を出せています。ROEは16.99%、ROAは8.40%でした。株主資本、資産全体から効率よく利益を出せています。

自己資本比率は49.45%、流動比率は153.44%、当座比率は87.69%、負債比率は102.21%、固定比率は123.14%、固定長期適合率は81.72%でした。自己資本比率、流動比率は高く、やや借金への依存度が高いものの資金繰りが苦しい状況ではありません。

キャッシュフローマージンは16.22%、利益構成比率は73.82%でした。売上げから効率よく稼いでいますが、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは2.71ペソ、BPSは15.55ペソでした。EPS、BPSは共に前年同期を上回っています。PERは20.60倍、PBRは4.78倍でした。株価は割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はAランクで良いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL, EAGLE
13. SCC

A 良い (10~12)
12. CNPF
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI, FB

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV, DNL
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4. BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY, PHR
2. DITO, PHA, 2GO
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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