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【フィリピン株】DITOの2021年1-9月期の決算

DITOの2021年1-9月期の決算

2021年1-9月期に28億1,000万ペソの純損失を計上しました。これは主に、UCMEグループをDito CMEに統合したことによるものです。2021年8月19日(株式交換取引の承認)から9月30日までのUCMEグループの業績のみが含まれています。

通信事業の商業化に関連する収益は2億9,402万ペソ、デジタル事業のクローズド案件に関連する収益は3,326万ペソでした。直接費用は4,013万ペソでした。

営業費用は、主にDito Telを連結したことにより大幅に増加しました。減価償却費は5億3,463万ペソを計上しました。これは主に、Dito Telが受け入れたネットワークサイトに関連して行った多額の資本支出によるものです。また、当社グループは様々な業者とリース契約を結びました。

税金およびライセンス料の3億879万ペソの増加は、当期中の授権資本金の増加および株式交換取引に関連して、SEC、BIR、PSEへの申請費用に関連するものです。

修繕費は、2億4,600万ペソでした。これは、Dito Telが負担したネットワークの保守・最適化、データ・ピアリングおよび海底ケーブルの料金によるものです。

公共部門は、当期にネットワークサイトの受け入れが増加したことに関連して、1億4,390万ペソの増加となりました。

外部サービスは1億2,925万ペソ(99%)増加しました。これは、当グループが締結したマーケティング契約、ブランドマネジメント契約、法律顧問契約、競合分析契約などのマイルストーンの支払いに関連するものです。

専門家報酬は、5,536万ペソ(95%)増加しました。専門家報酬には、様々な報告義務や規制、財務活動に関連して支払われた監査、法律顧問、その他の専門家の報酬が含まれます。

給与・賃金は9,129万ペソから9,132万ペソへと増加しました。これは、Dito TelとDito CMEの両方に人員を追加したためです。

広告およびプロモーションは、デジタルメディアの購入およびマーケティングに関連して100%増加しました。

その他の収益(費用)の主な内容は、Dito Telの既存の外国為替レートに起因する支払利息および為替差損でDito Telの既存の外貨建有利子負債から発生する支払利息および為替差損は、それぞれ1億7,856万ペソ、12億4,060万ペソです。これは、銀行預金やUdenna CorporationおよびChelsea Logistics and Infrastructure Holdings Corp.に対する前受金からの受取利息によって若干相殺されました。

 

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DITOの2021年1-9月期の財務状況

2021年9月30日時点の総資産は、2020年12月31日時点の42億4,000万ペソから1,081億9,000万ペソになりました。この増加は、共通支配下の資本再編として会計処理されるUCMEグループの純資産をDITO CMEグループに連結したことによるものです。

現金は、2020年12月31日時点の2,570万ペソに対し、2021年9月30日時点での現金・預金残高は5億9,329万ペソでした。この増加は、当グループの新株や新株予約権付社債の発行などにより調達する株主資本および社債発行や銀行借入などにより調達する他人資本活動によるものです。

2021年9月30日時点の負債総額は、2020年12月31日時点の3,084万ペソから1,028億5,000万ペソとなりました。この増加は主に、流動・非流動を問わず計上された有利子のローンおよび借入金に起因します。

株主資本は、2020年12月31日時点の42億1,000万ペソから53億4,000万ペソへと11億3,000万ペソ増加しました。これは、(1) UCMEの株式1,000万株との交換による112億円の発行と追加払込資本の計上、(2)株式交換取引の会計処理に伴う組織再編準備金の調整、(3) 当社グループの事業の純損益、(4)少数株主への出資およびDito Telの純損失負担に起因する非支配持分の変動、少数株主からの出資およびDito Telの純損失への分配によるものです。

 

DITOの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で21億3,980万ペソとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で57億688万ペソとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年9月末時点で41億3,267万ペソとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

DITOの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   87.74%
売上高営業利益率:  -%
ROE:   -52.59%
ROA:   -2.60%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   4.94%
流動比率:   4.65%
当座比率 :  0.99%
負債比率:   1,925.78%
固定比率 :  1,948.90%
固定長期適合率:   523.40%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   653.83%
利益構成比率:   123.51%

 

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DITOの株価

企業名: DITO CME Holdings Corp. (DITO)
セクター: サービス
サブセクター: インフォメーションテクノロジー
時価総額: 724億2,060万ペソ(2021年11月18日付)
浮動株比率:  20.02%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   -0.475ペソ
BPS:   0.38ペソ
PER:   -8.56倍
PBR:  14.26倍

DITO、旧 ISMは、1925 年 3 月に Itogon-Suyoc Mines, Inc.という名称で設立された鉱業会社でした。ISMとして、情報技術、マルチメディア通信、その他類似の産業に従事していました。2020 年 3 月 6 日に証券取引委員会は、現在の社名への変更を承認しました。DITOは、現在、営業している事業はありません。当社は、2016 年から引き続き持株会社として事業を行っています。2019年12月10日、DITOの取締役会は、Udenna Communications Media and Entertainment Holdings Corp.の買収を承認しました。

DITOの週足チャートは20週移動平均線(緑の線)がレジスタンスとなって、下落相場が続いています。またMACDは下を向いており、RSIも27.85と50を切っており、反転の兆しが見えていませんが、200週移動平均線(ピンクの線)まで下落をしたので、この移動平均線が支持線となる可能性があります。株価のサポートラインは5.35ペソ、レジスタンスは9.05ペソです。

 

まとめ

DITOの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は87.74%、売上高営業利益率は―%でした。売上総利益率は利益率が高いです。ROEは-52.59%、ROAは-2.60%でした。1-9月期に純損失を計上したため株主資本、資産全体から利益を生み出せませんでした。

自己資本比率は4.94%、流動比率は4.65%、当座比率は0.99%、負債比率は1,925.78%、固定比率は1,948.90%、固定長期適合率は523.40%でした。流動性が無く、短期債務返済能力はありません。借金への依存度が高く、資金繰りに苦しいです。

キャッシュフローマージンは653.83%、利益構成比率は123.51%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでいますが、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは-0.475ペソ、BPSは0.38ペソでした。EPS、BPS共に前年を下回っています。またEPSがマイナスなので赤字です。PERは-8.56倍、PBRは14.26倍でした。PERがマイナスになっているので1株当たりの株価収益率がマイナスであることを示しています。株価はPBRで判断をすると割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はDランクで非常に悪いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL, EAGLE
13. SCC

A 良い (10~12)
12. CNPF
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4. BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY
2. DITO
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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