YouTube『フィリピンニュースチャンネル』月・木配信  ブログ『フィリピンブログ』火・金配信

【フィリピン株】DDの2021年1-9月期の決算

DDの2021年1-9月期の決算


2021年1-9月期の連結純利益は、前年同期の50億3,000万ペソから65.1%増の83億1,000万ペソとなりました。これは主に投資不動産の公正価値の変動による未実現利益、不動産販売およびホテル収入によるものです。
不動産販売原価は、前年同期の2億2,663万ペソから134.5%増の3億9,510万ペソとなり、これに伴い不動産販売額も増加しています。

法人税利益は、3億7,860万ペソとなりました。これは主に、法人税率が30%から25%に変更されたことに伴い、繰延税金資産・負債を調整し、当期に追加的な税効果を計上したことによるもので、2020年の同期に計上した法人税費用22億5,000万ペソと比較しています。

連結純利益は、前年同期の50億3,000万ペソから65.1%増の(32億7,000万ペソ)の83億1,000万ペソとなりました。一過性の公正価値評価益を除いたコア純利益は、前年同期比183.8%増の33億8,000万ペソとなりました。

 

スポンサーリンク

 

DDの2021年1-9月期の財務状況

2021年9月30日現在の現金は、DDMP REIT, Inc.からの収入により、2020年12月末時点の39億8,000万ペソから33億7,000万ペソ(84.7%)増の73億5,000万ペソとなりました。

2021年9月末時点の有形固定資産は8億1,883万ペソで、当期中に計上した減価償却費により2020年12月末時点の8億3,695万ペソから1,811万ペソ(2.2%)とわずかに減少しています。

2021年9月30日現在の買掛金及びその他の負債は72億6,000万ペソで、買掛金の増加により2020年12月31日現在の56億1,000万ペソから16億5,000万ペソ(29.4%)増加しました。

2021年9月30日現在の長期支払手形は、113億6,000万ペソとなっています。長期支払手形は、短期借入金に振り替えたことにより、2020年12月末の137億1,000万ペソから23億4,000万ペソ(17.1%)減少しています。

2021年9月30日現在の純資産は685億7000万ペソとなり、2020年12月末時点の490億6000万ペソから195億1000万ペソの増加となりました。これは、2021年第3四半期までの連結純利益の計上による利益剰余金の増加、およびDDMP REITの上場とDoubleDragonの産業リース子会社CentralHubへのJollibeeグループによる新規株式注入の結果によるものです。

 

DDの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で、4億8,000万ペソでした。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で24億4,800万ペソでした。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動から得た現金・預金および現金同等物は、2021年9月末時点で62億9,700万ペソでした。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

DDの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   96.46%
売上高営業利益率:   84.95%
ROE:   12.11%
ROA:   6.08%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   50.20%
流動比率:   94.49%
当座比率 :  67.40%
負債比率:   99.20%
固定比率 :  164.77%
固定長期適合率:   101.23%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   -4.30%
利益構成比率:   98.66%

 

スポンサーリンク

 

DDの株価

企業名: DoubleDragon Properties Corp. (DD)
セクター: 不動産
サブセクター: 不動産
時価総額: 241億3,597万2,864.00ペソ(2022年2月21日付)
浮動株比率:  29.40%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   2.31ペソ
BPS:   12.47ペソ
PER:   3.37倍
PBR:  0.83倍

DDは、リテールリース、オフィスリース、インダストリアルリース、ホテルの4つの主要事業部門を有しています。2020年12月31日現在、当社の子会社には、CityMall Commercial Centers Inc.、CentralHub Industrial Centers Inc.、DDMP REIT, Inc.、Hotel of Asia Inc.があります。

DDの週足チャートは、今月に入り、40%以上上昇をしていて、現在50週移動平均線(オレンジの線)付近を推移しています。2016年6月の80ペソの最高値から株価は下落をして、全ての移動平均線は下降しています。MACD、RSIは上を向いています。株価のサポートは7.00ペソ、レジスタンスは10.80ペソです。

 

まとめ

DDの2021年1-9月期の決算内容は、売上総利益率は96.46%、売上高営業利益率は84.95%でした。売上総利益率、売上高営業利益は高く効率よく利益を出せています。ROEは12.11%、ROAは6.08%でした。株主資本、資産から効率よく利益を出せています。

自己資本比率は50.20%、流動比率は94.49%、当座比率は67.40%、負債比率は99.20%、固定比率は164.77%、固定長期適合率は101.23%でした。自己資本比率は高いですが、流動資産はやや低く、短期債務返済能力は十分ありません。借金への依存度はやや低いですが、借金で固定資産を調達して、資金繰りがやや苦しい状況です。

キャッシュフローマージンは-4.30%、利益構成比率は98.66%でした。売上げから効率よく稼いでおらず、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは2.31ペソ、BPSは12.47ペソでした。EPS 、BPSは共に前年同期、前四半期を上回っています。PERは3.37倍、PBRは0.83倍でした。株価はやや割安です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はAランクで良いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

DDと同セクター:不動産、同サブセクター:不動産は、
HOUSE、ALI、AREIT、CLI、DDMPR、FLI、RLC、VLLがあります。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL, EAGLE
13. SCC, EMP

A 良い (10~12)
12. CNPF, GMA7, FGEN, HOUSE
11. MPI, TEL, CHP, FCG
10. MONDE, AGI, FB, WLCON, DDMPR, DD

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV, DNL
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN, IDC, FRUIT
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO, PX

C 悪い (4~6)
6. SM, CLI
5. AREIT, BDO, MWC
4. BLOOM, APX

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY, PHR, ABS
2. DITO, PHA, 2GO, MWIDE, MAC
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
会員数50万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」を見る>
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!
>JAPAN AIRLINES

JAPAN AIRLINES



Japan Airlinesで行くフィリピンの旅。
JAL ビジネスクラスで行く、ワンランク上の空の旅。

フィリピンの観光名所マニラ、ビガン、ボホール等があり
セブ、ボラカイ、プエルトプリンセサ等のキレイなビーチがあちこちにあります。
1度訪れたらまた来たくなる国です。


CTR IMG