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【フィリピン株】BLOOMの2021年1-9月期の決算

BLOOMの2021年1-9月期の決算

2021年1-9月期のPFRS第15号適用後のゲーミング収入は、前年同期比16.4%増の26億ペソとなりました。2021年1-9月期のVIPボリュームは、前年同期比で13.2%減少しましたが、マステーブルのドロップ数は前年同期比で30.6%、スロットのコインイン数は39.4%増加しました。

2021 年 1-9月期のホテル・飲食業の売上高は 10 億ペソでした。これは、断続的なビジネス環境がRevPAR(売可能な客室1室あたりの収益)に悪影響を与えたことにより、2020 年の 1-9 月期に比べて 2 億 8,420 万ペソ(22.6%)減少しました。

済州島サンのホテルおよびF&B事業は、2020年3月21日以降の営業停止により、2021年1-9月の売上高はゼロとなりました。

ソレアの営業費用は、前年同期の142億ペソから0.6%増加し、143億ペソとなりました。これは、ゲーミング収入の増加にともない、ゲーミング税が増加したこと、減価償却費および償却費が増加したこと、貸倒引当金が増加したことによるものです。

ソレア・コリアの9ヶ月間の営業費用は3億3,240万ペソで、前年同期比1億9,940万ペソの減少となりました。この減少は、給与・手当の減少、減価償却費の減少によるものです。

2021 年 1-9 月期において、ソレアは前年同期の法人税等の利益が710万ペソであったのに対し、当四半期は800万ペソを計上しました。

2021年1-9月期の連結純損失は30億ペソとなり、前年同期の59億ペソから改善しました。

 

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BLOOMの2021年1-9月期の財務状況

2021年9月30日時点の貸借対照表の勘定科目のうち、2020年12月31日時点の残高に対して±5%の差異があるものは以下のとおりです。

流動資産

貸倒引当金の追加計上により19.1%減少しました。これは、2021年1-9月期の貸倒引当金繰入額6億4,760万ペソによるものです。

棚卸資産は、営業用消耗品の在庫水準が低下したことにより、15.1%減少しました。

前払費用及びその他の流動資産は、文化財団への前渡金の減少及び前払金の減少により、11.6%減少しました。

固定資産

その他の固定資産は、200億ペソの追加融資枠の未使用分に関連する前払い債務発行費を計上したことにより、 6.9%増加しました。

負債

支払債務およびその他の流動負債は、顧客からの預り金が減少したことにより、15.7%減少しました。

これは、顧客預り金、未払広告・宣伝費、未払チップおよびその他のゲーミング負債、請負業者への支払 いなどが減少したことによるものです。

未払法人税の減少は、2020年に行った法人税の支払いにより、2021年1-9月期に発生した法人税の支払いで若干相殺されました。

リース負債は、主にリース料の支払いにより39.5%減少しました。利息の発生により一部相殺されました。

退職負債は9.6%増加し、7億1,840万ペソとなりました。これは主に、2021年1-9月期に勤務費用を計上したことによるものです。

株主資本

自己株式は、権利が確定した株式報酬のために自己株式を発行したことにより一部相殺されましたが、流通市場からブルームベリーの株式を取得したことにより83.4%増加しました。

株式報酬制度は、当期の報酬費用の計上により一部相殺されました。報酬費用を計上したことにより、41.7%減少しました。

その他の包括損失の増加は、ソレア・コリアおよびその子会社の財務諸表を翻訳したことによる正味の影響です。

利益剰余金が31.3%減少したのは、主に2021年1-9月期に30億ペソの純損失を計上したことによるものです。

 

BLOOMの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で24億ペソとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期が41億ペソのマイナスであったのに対し、24億ペソのプラスとなりました。これは、運転資本の減少に加え、EBITDAが増加したことによるものです。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で31億ペソとなりました。
2021年1-9月期の投資活動に使用された現金は、ソレア・ノースの建設に関連して支払われたもので、請負業者への前払い金やソレアで進行中の建設プロジェクトをカバーしています。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年9月末時点で14億ペソとなりました。主に400億ペソのシンジケート・ローンの追加引き出しおよび78億ペソの純収入および200億ペソの追加引き出しによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

BLOOMの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   6.21%
売上高営業利益率:   ―%
ROE:   -10.28%
ROA:   -2.62%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   25.48%
流動比率:   242.92%
当座比率 :  231.13%
負債比率:   292.44%
固定比率 :  299.33%
固定長期適合率:   84.53%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   15.67%
利益構成比率:   779.65%

 

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BLOOMの株価

企業名: Bloomberry Resorts Corporation (BLOOM)
セクター: サービス
サブセクター: カジノ・ゲーミング
時価総額: 814億8,110万1,427.50ペソ(2021年11月8日付)
浮動株比率:  34.07%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   -0.272ペソ
BPS:   2.68ペソ
PER:   -14.36倍
PBR:  2.91倍

BLOOMは、子会社を通じて、マニラ首都圏のパラニャーケ市のエンタテインメント・シティにある初の統合型リゾートであるソレア・リゾート&カジノの所有・運営を行っています。BLOOMの子会社には、Sureste Properties, Inc.、Bloomberry Resorts and Hotels Inc.、Bloomberry Cruise Terminals Inc.、Solaire Korea Co.Ltd.、Bloomberry Resorts Japan, Inc.などがあります。

BLOOMの週足チャートは、20週移動平均線(緑の線)、50週移動平均線(オレンジの線)を突破しました。MACDは青い線が赤い線を下から上にクロスグレードして、RSIも上を向いている事から良い状況に反転しています。株価のサポートは5.29ペソ、レジスタンスは8.95ペソです。

 

まとめ

BLOOMの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は6.21%、売上高営業利益率は―%でした。売上総利益率から効率よく利益を出していません。ROEは-10.28%、ROAは-2.62%でした。ROE、ROA共にマイナスなため赤字経営が続いています。

自己資本比率は25.48%、流動比率は242.92%、当座比率は231.13%、負債比率は292.44%、固定比率は299.33%、固定長期適合率は84.53%でした。自己資本比率、負債比率、固定比率は高いですが、流動資産が多くあり短期債務返済能力も十分にあり、資金繰りが苦しい状況には陥っていません。

キャッシュフローマージンは15.67%、利益構成比率は779.65%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでいますが、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは-0.272ペソ、BPSは2.68ペソ、PERは-14.36倍、PBRは2.91倍でした。EPS、BPS共に前年同期を下回っています。またEPSがマイナスなので赤字です。EPSがマイナスなためPERもマイナスとなっています。PBRで見ると株価はやや割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はCランクで悪いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14.
13. SCC

A 良い (10~12)
12. CNPF
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4. BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY
2.
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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