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【フィリピン株】BDOの2021年1-9月期の決算

BDOの2021年1-9月期の決算

2021年1-9月期の親会社株主に帰属する純利益は324億ペソで、前年同期の166億ペソから大幅に改善しました。

純利息収入は、貸出金利の全般的な低下に加え、BSPがクレジットカード債権に課した金利上限を受けて、2%減の976億ペソとなりました。

当行は引き続き保守的な引当金を計上しており、前年の先取り引当金238億ペソに加え、104億ペソを 減損損失引当金として計上しました。

その他の収入は、以下の要因により、前年同期比13%増の445億ペソとなりました。
・当行は、市場の動きが悪かったため、47億ペソから1億2,400万ペソのトレーディング・ロスを計上しました。
・サービス料・手数料は、前年同期比で事業活動が回復したことにより、当行のビジネスライン全体で改善し、23%増の213億ペソとなりました。
・信託報酬は、資産運用量の増加により、前年同期比16%増の32億ペソとなりました。
・為替差益は、主に海外からの送金や顧客の流入が続いたことにより、204%増の30億ペソとなりました。
・保険料収入は、BOOライフの契約数の増加により、26%増の137億ペソとなりました。
・その他の収入は、主にROPAの売却益により、23%増の34億ペソとなりました。

営業費用は、以下の要因により、前年同期比5%増の909億ペソとなりました。
・従業員の福利厚生費は、パンデミックに伴う給与の増加および福利厚生の拡充により、13%増加しました。
・占有費は、当行の様々な販売チャネルの改善および投資により7%増加しました。
・税金およびライセンス料は、主に定期預金にかかる文書印紙税が減少したことにより、15%減少しました。
・ 保険料は、預金残高の増加により6%増加しました。
・広告宣伝費は、マーケティング、プロモーション、および広告の費用が減少したことにより、31%減 少しました。
・訴訟/取得資産関連費用は、訴訟および取得資産の維持管理に関連する費用により、49%増加しました。
・保険契約準備金、保険金および給付金は、BOOライフの取引量の増加により23%増加しました。
・税金費用は、課税所得が減少したことと、企業再建・税制優遇措置法(CREATE)によ る税率の引き下げにより、34%減の82億ペソとなりました。

 

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BDOの2021年1-9月期の財務状況

総資産は、主にBSPからの預り金、投資有価証券、純貸付金およびその他の債権の増加により、5%増の3兆5,000億ペソとなりました。

BSPからの預り金は、預金残高の増加に加え、BSPの短期施設への預け入れが増加したことにより、10%増の3,405億ペソとなりました。

投資有価証券は、銀行の余剰資金の一部が債券に振り向けられたため、19%増の6,031億ペソとなりました。

純貸付金およびその他の債権は、顧客貸付金の流入が始まったことにより、3%増の2兆4,000億ペソとなりました。

現金およびその他の現金項目は、クリスマスシーズンに預金が発生したため、2020年末の高水準から27%減の548億ペソとなりました。

繰延税金資産は、主に貸付金の償却により、10%減の71億ペソとなりました。

預金総額は、要求払い預金が19%、普通預金が7%増加したことにより、5%増の2兆7,000億ペソとなりました。一方、定期預金は13%減少しました。これは、当行が高コストの資金調達を引き続き削減したためです。

純資産は、9ヵ月間の純利益により7%増の4,223億ペソとなりました。

 

BDOの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で1,312億4,500万ペソとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で776億6,600万ペソとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年9月末時点で142億2,200 万ペソとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

BDOの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   ―%
売上高営業利益率:   29.17%
ROE:   7.69%
ROA:   0.92%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   11.91%
流動比率:   47.57%
当座比率 :  37.31%
負債比率:   739.19%
固定比率 :  517.03%
固定長期適合率:   319.24%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   86.12%
利益構成比率:   82.80%

 

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BDOの株価

企業名: BDO Unibank, Inc. (BDO)
セクター: 金融
サブセクター: 銀行
時価総額: 5,687億7,668万385.50ペソ(2021年10月28日付)
浮動株比率:  44.14%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   7.32ペソ
BPS:   94.76ペソ
PER:   13.01倍
PBR:  1.34倍

BDOは、もともとAcme Savings Bankとして知られていたが、1976年にSMグループに買収されました。BDOは、2002年5月21日にフィリピン証券取引所に株式を上場しました。2007年5月にEquitable PCI Bankと合併しました。

子会社には、BDO Capital & Investment Corporation、BDO Private Bank, Inc.、BDO Leasing and Finance, Inc.、BDO Finance Corporation、およびBDO Securities Corporationがあります。


BDOの週足チャートは2020年3月の第2週以来、200週移動平均線(ピンクの線)を突破しています。MACDは上を向いていますが、RSIは下を向いているため、注意が必要です。株価のサポートは110.60ペソ、レジスタンスは135.00ペソです。

 

まとめ

BDOの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は―%、売上高営業利益率は29.17%でした。営業利益率から効率よく利益を出しています。ROEは7.69%、ROAは0.92%でした。株主資本、資産全体から効率良く利益を出せていません。

自己資本比率は11.91%、流動比率は47.57%、当座比率は37.31%、負債比率は739.19%、固定比率は517.03%、固定長期適合率は319.24%でした。自己資本比率、流動比率、当座比率は低く、短期債務返済能力が低く、借金への依存度はかなり高く、資金繰りが苦しい状況です。

キャッシュフローマージンは86.12%、利益構成比率は82.80%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでいますが、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは7.32ペソ、BPSは94.76ペソ、PERは13.01倍、PBRは1.34倍でした。やや割安です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はCランクで悪いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14.
13.

A 良い (10~12)
12.
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4.

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY
2.
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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