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【フィリピン株】2GOの2021年1-9月期の決算

2GOの2021年1-9月期の決算

2021年1-9月期に9億3900万ペソの純損失を計上しました。2020年1月から3月中旬までのパンデミック前の状況でも、2020年同時期に2GOは10億4,000万ペソの純損失を計上しました。

総売上高は、前年同期比で16%減少しました。

海運収入と旅客収入で構成される海運収入は、前年同期比9%減となりました。これは、検疫関連の渡航制限が継続していることに加え、2GOのROPAX船の一部で計画的なメンテナンスが行われた結果、旅客旅行収入が66%減少したことによるものです。これらは、貨物収入が12%増加したことにより相殺されました。

ロジスティクスおよびその他のサービスの売上は、200社の専門的な冷凍コンテナおよびISOタンクコンテナ、eコマース・フルフィルメント、国際宅配便事業の成長により、前年同期比2%増加しました。流通収入は、個人消費の低迷や商品構成の変化により、前年同期比32%減となりました。2021年1-9月期の総売上高に占める海運業の割合は24%、非海運業の割合は76%でした(2020年同期はそれぞれ22%、78%でした)。

サービスおよび商品の売上原価は、流通事業の販売数量が減少したこと、および2GO社が効率性の向上とコストの抑制に努めたことにより、前年同期比で15%減少しました。一般管理費は、効率性の向上とコスト管理に注力した結果、7%減少しました。

 

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2GOの2021年1-9月期の財務状況

流動資産は、前年同期比11%減の72億ペソとなりました。現金・預金および現金同等物は、8億9,000万ペソから29%減少し、6億3,400万ペソとなりました。売上債権およびその他の債権(貸倒引当金控除後)は、前年同期の41億ペソから24%減少し、30億ペソとなりました。 

固定資産は、主にROPAX船2隻の取得と、2GOの船隊近代化計画の一環としてROPAX船1隻を処分したことにより、67億ペソから6%増加し、71億ペソとなりました。

流動負債は、昨年と同じ85億ペソとなりました。 短期支払手形は、前年同期の21億円から9億7,300万ペソ(45%)増加し31億ペソとなりました。営業債務およびその他の債務は、前年同期の60億ペソから14%減少し、22億ペソとなりました。    

固定負債は、2GOが船舶取得のための資金を一部調達したことにより、46億ペソから10%増加し、50億ペソとなりました。

純資産は、17億ペソから57%減少し、7億1,100万ペソとなりました。 

 

2GOの2021年1-9月期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で3億2,582万ペソとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年9月末時点で14億7,281万ペソとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年9月末時点で8億8,893万ペソとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

2GOの2021年1-9月期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   66.23%
売上高営業利益率:   59.95%
ROE:   -132.09%
ROA:   -6.59%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   4.99%
流動比率:   84.36%
当座比率 :  43.79%
負債比率:   1,903.46%
固定比率 :  994.03%
固定長期適合率:   123.20%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   2.83%
利益構成比率:   -534.99%

 

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2GOの株価

企業名: 2GO Group, Inc. (2GO)
セクター: サービス
サブセクター: 輸送サービス
時価総額: 196億7,254万9,064.84ペソ(2021年11月29日付)
浮動株比率:  15.39%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   -0.3822ペソ
BPS:   0.29ペソ
PER:   -15.38倍
PBR:  27.03倍

2GOは、1949年5月26日にWilliam Lines, Inc.という会社名で設立され、組織化されました。その後、2012年3月9日に米国証券取引委員会の承認を得て、現在の社名に変更しました。2GOは、航路事業では「2GOトラベル」、貨物事業では「2GOフレイト」というブランド名で事業を展開し、人と貨物の移動に従事しています。

2GOの週足チャートは、1年以上に渡ってレンジ相場が続いています。現在、株価の上値が徐々に切り下がり、全ての移動平均線を下回っています。MACD、RSI共に下を向いていてシグナルの転換は見られません。株価のサポートは7.78ペソ、レジスタンスは8.90ペソです。

 

まとめ

2GOの2021年1-9月期の決算内容は、売上総利益率は66.23%、売上高営業利益率は59.95%でした。売上総利益率、売上高営業利益はともに高く効率よく利益が出せています。ROEは-132.09%、ROAは-6.59%でした。1-9月期に純損失を計上したため株主資本、資産全体から利益を生み出せませんでした。

自己資本比率は4.99%、流動比率は84.36%、当座比率は43.79%、負債比率は1,903.46%、固定比率は994.03%、固定長期適合率は123.20%でした。自己資本比率は低く、流動性が無く、短期債務返済能力はありません。借金への依存度が非常に高く、資金繰りに苦しい状況です。

キャッシュフローマージンは2.83%、利益構成比率は-534.99%でした。効率的にキャッシュフローを、稼いでおらず、安定的なキャッシュフローが見込めません。当期純利益がマイナスだったため利益構成比率はマイナスとなっています。

EPSは-0.3822ペソ、BPSは0.29ペソでした。EPSは前年同期を上回っていますが、EPSがマイナスなので赤字です。BSPは前年同期を下回っています。PERは-15.38倍、PBRは27.03倍でした。PERがマイナスになっているので1株当たりの株価収益率がマイナスであることを示しています。株価はPBRで判断をすると非常に割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はDランクで非常に悪いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL, EAGLE
13. SCC

A 良い (10~12)
12. CNPF
11. MPI, TEL
10. MONDE, AGI

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT, BDO
4. BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY, PHR
2. DITO, PHA, 2GO
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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