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【フィリピン株】SMPHの2021年上半期の決算

SMPHの2021年上半期の決算

SMPHは、2021年第2四半期に連結売上高20億2,900万ペソを記録し、2020年同期の17億8,900万ペソに比べて13%改善しました。

2021年上半期に250億2,000万ペソの連結コスト・費用を計上しました。

2021年上半期の連結支払利息は、主に金利の低下および投資不動産の建設・開発に要した資金の資 本化により、前年同期の37億1,000万ペソに対し、3%減少し35億9,000万ペソとなりました。

2021年上半期の利息・配当金・その他-純額は、前年同期の11億1,000万ペソから19億5,000万ペソに増加しました。これは主に、現金および現金同等物からの受取利息、持分金融商品からの受取配当金、関連会社および合弁会社の純利益に対する持分法による投資利益、および為替差損益から構成されています。

2021 年上半期の連結法人税等引当金は、前年同期の 32億2,000万ペソから、15%減の 27億4,000万ペソとなりました。これは、CREATE の一時的な影響として 3 億 1,000 万ペソを計上したことによるものです。

2021 年上半期の連結純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)は、前年同期の 104億3,000万ペソから、12%増の 116億4,000万ペソとなりました。

2021年6月30日現在、連結売上高営業利益率は、2020年6月30日時点では37%、2020年12月31日時点では35%でした。

2021年6月30日現在、売上高に対する連結純利益率は、2020年6月30日現在の24%、2020年12月31日現在の22%に比べ、28%に改善しました。

 

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SMPHの2021年上半期の財務状況

総資産は、2021年6月30日時点で7,494億1,000万ペソ、2020年12月31日時点で7,223億6,000万ペソでした。

2021年6月30日現在、現金および現金同等物は、2020年12月31日時点での306億6,000万ペソから268億4,000万ペソへと12%減少しました。これは主に、期間中の資本支出プロジェクトへの支払いと債務返済によるものです。

2021年6月30日現在、不動産在庫は、2020年12月31日時点での436億9,000万ペソから469億5,000万ペソへと7%増加しました。

2021年6月30日現在、不動産棚卸資産は、当期の建設工事の進捗に伴い、2020年12月31日時点での436億9,000万ペソから469億5,000万ペソへと7%増加しました。

2021年6月30日現在、前払費用及びその他の流動資産は、2020年12月31日時点での232億1,000万ペソから247億2,000万ペソへ7%増加しました。これは、入力および控除可能な源泉徴収税、建設プロジェクトに関連する請負業者への預り金および前受金の増加によるものです。

2021年6月30日現在のその他の固定資産(純額)は、2020年12月31日時点での844億3,000万ペソから921億6,000万ペソへ9%増加しました。

2021年6月30日時点のローンは、2020年12月31日での109億ペソから44億4,000万ペソに減少しました。これは、当期の支払額と利用額の差額によるものです。

2021年6月30日現在、長期債務は、2020年12月31日時点での2,615億7,000万ペソから8%増加し、2,823億7,000万ペソとなりました。これは主に、2021年2月に100億ペソの個人向け社債を発行したことと、設備投資に必要な資金を調達するために新たな借入を行ったことによるものです。

2021年6月30日現在、繰延税金負債は、2020年12月31日時点での67億,000万ペソから84億8,000万ペソへと25%増加しました。これは主に、税務上の不動産売却にともなう未実現の粗利益によるものです。

2021年6月30日現在、その他の固定負債は、2020年12月31日時点での250億1,000万ペソから27億1,000万ペソへと8%増加しました。住宅プロジェクトの販売に関連する繰延付加価値税の増加によります。

 

SMPHの2021年の展開と状況

SMPHは2021年には、約800億ペソの資本支出を見込んでいます。現在、55件の住宅プロジェクトがあり、そのうち43件はマニラ首都圏、12件はマニラ首都圏以外の地域で展開しています。2021年に1万5,000~2万戸の住宅を発売することを目指しています。

モール事業部門は、フィリピンに76のショッピングモール(総床面積860万m2)、中国に7つのショッピングモール(総床面積130万m2)を有しています。フィリピンでは新たに3つのモールを開設する予定です。これらの新モールと既存モールの拡張により、約30万平方メートルの床面積が追加されます。

商業施設グループは、12棟のオフィスビルを保有しており、その合計延床面積は約70万平方メートルです。

ホテル・コンベンションセンター事業部は、現在、5つのコンベンションセンター、2つのトレードホール、8つのホテル(客室数2,000室以上)を保有しています。

 

SMPHの2021年上半期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。2021年上半期の営業活動によるキャッシュフローは114億5,000万ペソでした。キャッシュ・フローマージンは27.86%でしたのでかなり高いです。

投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス226億6,000万ペソでした。

財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。
財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。
財務活動によるキャッシュ・フローは74億2,000万ペソでした。

 

SMPHの2021年上半期の経営状態

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、50%以上は良好です。
流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。
当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。
負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。
固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。
固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率 42.83%
流動比率 139.19%
当座比率 75.25%
負債比率 133.50%
固定比率 184.51%
固定長期適合率 93.04%

SMPHの自己資本比率は30%を超えているのでやや良好です。流動比率は、140%と普通の状態ですが、当座比率は、100%を切っており短期的な債務返済能力に問題があり財務安全性が低いです。また負債比率、固定比率は100%を超えているので借金への依存度が高く借金で固定資産を調達しています。固定長期適合率は若干100%を切っているのでそこまで資金繰りに苦しんではいません。SMPHは債務がやや高いですが重大な影響を及ぼす事はなく2021年上半期の経営状態は普通と言えます。

 

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SMPHの株価

企業名: SM Prime Holdings, Inc. (SMPH)
セクター: 不動産
サブセクター: 不動産
時価総額: 9,515億7,068万4,317.30ペソ(2021年8月6日付)
EPS: 0.40ペソ
BPS: 11.11ペソ
PER: 40.81倍
PBR: 2.94倍
ROE: 7.28%
ROA: 3.12%

SMPHは、1994年1月6日に設立され、不動産の取得・開発、ショッピングセンターの賃貸スペースを含む商業用ショッピングセンター、アミューズメントセンター、映画館などの運営・管理、マンション、アパート、ホテル、レストラン、店舗などの複合用途の建物の建設・管理を行っています。当社は現在、ショッピングモール、住宅、商業、ホテル・コンベンションセンターの4つの事業部を有しています。また、SMPHは、タガイタイ市とSMシティ・パンパンガ内にアミューズメントパーク「Sky Ranch」を所有しています。

SMPHの週足チャートは、5週連続で下落をして、20週移動平均線(緑の線)が50週移動平均線(オレンジの線)をあと僅かでデッドクロスします。短期的には弱気相場になる可能性が高いです。株価のサポートは31.45ペソ、レジスタンスは35.95ペソです。

 

まとめ

SMPHの2021年第2四半期の決算内容は前年四半期が大きく落ち込んだため良かったですが、2021年上半期の決算内容はあまり良くなかったです。また財務状況は直ぐに重大な危機に陥る事はないと見ていますが、不動産在庫をやや抱えており、借金への依存度が高いです。この状態が続くと危険がともる可能性があります。また、SMPHの現在の株価はPERが40.81倍、PBRが2.94倍と割高なので買いの推奨しません。

関連記事:
【フィリピン株】SMPHの2020年度と2021年第1四半期の決算

 

 

 

 

 


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