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【フィリピン株】MEGの2021年上半期の決算

MEGの2021年上半期の決算

2021年第2四半期の純利益は、前年同期の58億8,000万ペソから8.94%減の53億6,000万ペソとなりました。

グループの業績悪化は、主にCOVID-19のパンデミックが主力事業に影響を与えたことによるものです。親会社に帰属する純利益は、前年同期の54億1,000万ペソから7.36%減少して50億ペソとなりました。

2021年第2四半期の連結売上高は、2020年第2四半期の237億9,000万ペソから6.80%減少し221億8,000万ペソとなりました。

連結売上高の大部分は、マンションおよび商業用地の販売によるもので、総売上高の61.03%を占めています。不動産販売額は5.44%減少し、2021年第2四半期は135億3,000万ペソ、2020年第2四半期は143億1,000万ペソとなりました。

当グループのレンタル事業は、オフィスおよびライフスタイル・モールのリースで構成されています。2021年第2四半期の売上高は、前年同期の 72億2,000万ペソから12.73%減少して63億ペソとなりました。これは、連結売上高全体の28.42%を占めています。

ホテル事業に帰属する収益は、2021年第2四半期のホテル事業の売上高は7億2,437万ペソで、前年同期の9億1,789万ペソから21.08%減少しました。

コストおよび費用の合計は168億2,000万ペソで、前年の179億1,000万ペソから6.10%減少しました。利息およびその他の費用(純額)は39.46%増加し、昨年の13億2,000万ペソから今年は18億4,000万ペソになりました。2021年の税金費用は、課税所得の減少により、2020年の20億6,000万ペソから34.77%減少して13億5,000万ペソとなりました。

 

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MEGの2021年上半期の財務状況

2021年6月30日時点の総資産は3,692億ペソで、2020年12月31日時点の3,756億9,000万ペソと比べて1.78%減少しました。

2021年6月30日現在、流動資産は2,027億円ペソ、流動負債は604億7,000万ペソという安定した流動性を有しています。流動資産は2020年12月31日時点の2,106億7,000万ペソから3.99%減少しました。流動負債は、2020年12月31日時点の727億2,000万ペソから16.84%減少しました。

現金および現金同等物は、2020年の401億7,000万ペソから2021年6月30日時点の299億5,000万ペソへと、25.44%減少しました。流動および非流動の営業債権およびその他の債権(純額)は4.23%増加し、2021年6月30日時点で456億9,000万ペソとなりました。棚卸資産は、2020年の1,061億3,000万ペソから2021年6月30日時点では1,076億8,000万ペソとなり、1.45%増加しました。

営業債務およびその他の債務は、2020年12月31日時点の23億3,000万ペソから4.47%減少して2021年6月30日時点で22億9,000万ペソとなりました。契約債務は17.82%増加し、2020年12月31日時点の58億4,000万ペソに対し、2021年6月30日時点で68億8,000万ペソとなりました。

2021年6月30日現在の有利子のローンおよび借入金は、2020年12月31日の446億4,000万ペソから
2.05%減少して、455億8,000万ペソとなりました。

株主資本(非支配持分を含む)は、2020年12月31日時点の2,125億3,000万ペソから2.02%減少し、2021年6月30日時点の2,082億4,000万ペソとなりました。

 

MEGの2021年上半期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。2021年上半期の営業活動によるキャッシュフローは49億9,000万ペソでした。キャッシュ・フローマージンは24.27%でしたのでかなり高いです。

投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス18億2,000万ペソでした。

財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。
財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。
財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス133億9,000万ペソでした。

 

MEGの2021年上半期の経営状態

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、50%以上は良好です。
流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。
当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。
負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。
固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。
固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率 36.90%
流動比率 334.48%
当座比率 123.33%
負債比率 77.20%
固定比率 80.08%
固定長期適合率 54.04%

MEGの自己資本比率は30%を超えているのでやや良好です。流動比率は、300%以上と流動資産がかなりありますが、当座比率は、100%ちょっととやや在庫を抱えていると思われます。また負債比率、固定比率は100を切っているので借金への依存度は低いです。固定長期適合率は100%を切っているので資金繰りに苦しんではいません。重大な影響を及ぼす事がないため2021年上半期の経営状態は良好と言えます。

 

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MEGの株価

企業名: Megaworld Corporation (MEG)
セクター: 不動産
サブセクター: 不動産
時価総額: 892億1,812万4,441.60ペソ(2021年8月5日付)
BPS: 5.75ペソ
EPS: 0.15ペソ
PER: 9.03倍
PBR: 0.47倍
ROE: 2.57%
ROA: 1.45%

MEGは、1989年8月24日に不動産の開発、リース、マーケティングを目的として設立されました。1996年には、BPOビジネスをサポートするオフィスビルの提供に重点を移し、イーストウッド・シティ・タウンシップの開発を開始しました。1999年8月19日、MEGは、不動産会社から持株会社への転換に合わせて、社名を現在のものに変更したが、当社は引き続き不動産開発に注力しています。

MEGの週足チャートは、6週連続で下落をして、20週移動平均線(緑の線)が50週移動平均線(オレンジの線)をデッドクロスしました。MACD、RSI共に下を向いており弱気です。株価のサポートは2.46ペソ、レジスタンスは3.31ペソです。

 

まとめ

MEGの上半期の決算内容はあまり良いい印象は受けませんでしたが、第2四半期の前年同期が大きく落ち込んだため前年同期比で40%近くの純利益を上げています。MEGの経営状態は借金への依存度が低く、資金繰りに苦しんではいないです。経営状態は良好と言えます。先日、証券取引委員会(SEC)は、MEGの不動産投資信託(REIT)の募集を承認しました。MREITは、1株あたり22ペソの価格で10億株の売出しを行います。株価は下落している事もあり、PERは9.03倍、PBRは0.47倍と割安で経営状態が悪くない事から買いです。

 

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