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【フィリピン株】JFCの2021年通期の決算

JFCの2021年通期の決算  

連結売上高は、前年度比242億6,260万ペソ(18.8%)増加し、1,535億7,560万ペソとなりました。連結売上高及びシステム全体の売上高の増加は、主に、低水準のベースである2020年パンデミックの影響に加え、一部の製品で販売状況が改善したことと新規出店や既存店売上高の堅調な伸びによる事業の拡大によるものです。

売上総利益は、2020 年度の 135億8,670万ペソから 2,60億7,890万ペソと91.9%増加しました。

連結費用は、前年度の263億9,810万ペソから65億9,380万ペソ(25.0%)減少しました。これは、主に事業構造改革によるコスト削減の結果です。トランスフォーメーション・プログラムの実施に伴い、その他のビジネスユニットの経費が減少したこと、また、ほとんどの国のサポートサービスおよびメインオフィスでは在宅勤務が継続されています。
       
営業利益は前年度比190億8,610万ペソ(149.0%)の増加となりました。

2021年度のグループの利益は、55億200万ペソとなりました。2020年度の純損失126億3,360万ペソに対し、181億3,560万ペソの改善となり、143.6%の増加となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益は、2021年の純損失である115億1,070万ペソに対し、59億8,170万ペソとなり、174億9,240万ペソの改善となり、152.0%の増加となりました。

 

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JFCの2021年通期の財務状況

2021年の連結総資産は、2020年末の2,108億1,010 万ペソとほぼ同じ2,108億3,820万ペソでした。

連結現金及び現金同等物は、2020年末の残高と比較して33億3120万ペソ(15.6%)増加して、
246億9,270万ペソとなりました。

流動負債は458億4,610万ペソとなり、前年度比130億8,240万ペソ(22.2%)減少しました。

連結固定負債は9,08億800万ペソとなり、69億5,820万ペソ(8.3%)の増加となりました。

連結資本合計は、2020 年 12 月 31 日現在の680億3,190万ペソから61億5,230万ペソ(9.0%)増加し、741億8,420万ペソとなりました。

 

JFCの2021年通期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動から得た現金・預金および現金同等物は、2021年12月末時点で、198億4,900万ペソでした。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動から得た現金・預金および現金同等物は、2021年12月末時点で79億6,500万ペソでした。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動に使用した現金・預金および現金同等物は、2021年12月末時点で245億1,000万ペソでした。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

JFCの2021年通期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   16.57%
売上高営業利益率:   6.10%
ROE:   7.42%
ROA:   2.61%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   35.19%
流動比率:   142.61%
当座比率 :  101.28%
負債比率:   184.21%
固定比率 :  196.07%
固定長期適合率:   88.16%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   12.61%
利益構成比率:   28.98%

 

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JFCの株価

企業名: Jollibee Foods Corporation (JFC)
セクター: 産業
サブセクター: 食品・飲料・たばこ
時価総額: 2,449億2,831マン6,632.20ペソ(2022年3月30日付)
浮動株比率:  43.21%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、当サイトでは20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   5.302ペソ
BPS:   56.13ペソ
PER:   41.91倍
PBR:  3.96倍

JFCは1978年1月11日に設立され、Jollibee、Chowking、Greenwich、Red Ribbon、Yong He King、Burger King、Highlands Coffee、PHO24、Hard Rock Café、Mang Inasalなどの商品名で展開するクイックサービスレストランの開発、運営、フランチャイズ事業を行っています。

JFCの週足チャートは、50週移動平均線(オレンジの線)がトレンドラインとなって、今週バウンスをしています。RSIは上を向いています。株価のサポートは204.60ペソ、レジスタンスは253.00ペソです。

 

まとめ

JFCの2021年通期の決算内容は、売上総利益率は16.57%、売上高営業利益率は6.10%でした。売上総利益率、売上高営業利益率は低く効率よく利益を出せていません。ROEは7.42%、ROAは2.61%でした。ROE、ROAから効率よく利益を出せていません。

自己資本比率は35.19%、流動比率は142.61%、当座比率は101.28%、負債比率は184.21%、固定比率は196.07%、固定長期適合率は86.67%でした。自己資本比率、流動資産、当座比率は高く良い状態です。借金への依存度は高いものの、資金繰りが苦しい状況ではありません。

キャッシュフローマージンは12.61%、利益構成比率は28.98%でした。売上げから効率よく稼いでおらず、安定的なキャッシュフローが見込めません。

EPSは5.302ペソ、BPSは56.13ペソでした。EPS は前年より改善されていますが、BPSは前年より低くなっています。PERは41.91倍、PBRは3.96倍でした。株価は割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)は、前回 (2021年上半期)の7ポイントから1ポイント下がり、Cランクで悪いです。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

JFCと同セクター:サービス、同サブセクター:小売りは、
CNPF、DNL、EMP、FB、FCG、FRUIT、MONDEがあります。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14. NIKL, EAGLE
13. SCC, EMP

A 良い (10~12)
12. CNPF, GMA7, FGEN, HOUSE
11. MPI, TEL, CHP, FCG
10. MONDE, AGI, FB, DDMPR, DD, WLCON

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV, DNL, RCR
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN, IDC, FRUIT, ICT
7. ALI, AC, SSI, MM, MEDIC, GLO, PX

C 悪い (4~6)
6. SM, CLI, JFC
5. AREIT, BDO, MWC
4. APX, BLOOM

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY, PHR, ABS
2. DITO, PHA, 2GO, MWIDE, MAC
1.
0. CEB

関連記事:
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