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【フィリピン株】JFCの2021年上半期の決算

JFCの2021年上半期の決算

2021年第2四半期の連結売上高は、前年同期から133億4,990万ペソ(57.2%)増加の366億8,940万ペソ、上半期は前年同期から86億500万ペソ(13.7%)増加の713億7,000万ペソとなりました。パンデミックの影響で2020年のベースラインが低かったことが主な理由です。

2021 年第 2 四半期の連結直接費は、前年同期から 74 億 7,830 万ペソ(32.4%)増加して、305億3,050万ペソに増加しました。上半期は、前年同期比 1.7%増の 592億8330万ペソとなりました。

2021 年第 2 四半期の売上総利益は、前年同期の2億8,730万ペソから、61億5,890万ペソへと58億7,160万ペソ(2,043.7%)増加しました。

2021年第2四半期の連結営業利益は、売上高が 57.2%の増加に対し、125.3%(68 億 7,700 万ペソ)増加し、13 億 7,630 万ペソとなりました。

2021年第2四半期の親会社の株主に帰属する純利益は9億7,570万ペソに増加し、2020年第2四半期の親会社の株主に帰属する純利益を112億6,300万ペソ(109.5%)上回りました。

 

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JFCの2021年上半期の財務状況

2021年上半期の連結総資産は、2020年末の2,108億1,010万ペソから2.8%減の2,049億1,170万ペソとなりました。

連結現金および現金同等物は、2020年末時点より20億9,470万ペソ(9.8%)増加して、234億5,620万となりました。

連結流動負債は559億8,880万ペソで、2020年末より29億3,970万ペソ(5.0%)減少しました。

連結固定負債は、2020年末の838億4,980万ペソに対し、3.7%(3,103.4百万ペソ)減少の807億4,640万ペソとなりました。

連結総資本は681億7,640万ペソとなり、2020年末の680億3,190万ペソと比較して0.2%、1億4,460万ペソ増加しました。

 

JFCの2021年上半期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で90億1,470万ペソとなり、2020年6月30日時点での52億4,700万ペソから142億6,160万ペソ(271.8%)増加しました。この増加は、主に純利益が増加したことによるものです。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

2021年6月30日時点での投資活動によるキャッシュ・フローは、23億4,010万ペソとなり、2020年6月30日時点での47億2,120万ペソから198.3%増加しました。これは主に、FVPTLの金融資産59億2,790万ペソを償還したことによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動に使用した現金・預金および現金同等物(純額)は、2021年6月30日現在、92億6,670万ペソでした。これは主に、リース負債、長期借入、利息、短期借入、永久劣後債のクーポン、配当金の支払いによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。
財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

2021年6月末の現金および現金同等物の残高は234億5,620万ペソで、2020年6月末の579億1,400万ペソから344億5,780万ペソ(59.5%)減少しました。

 

JFCの2021年上半期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。
売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。
自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。
総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   18.19%
売上高営業利益率:   6.35%
ROE:   1.31%
ROA:   0.44%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。
流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。
当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。
負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。
固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。
固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   33.27%
流動比率:   137.09%
当座比率 :  108.05%
負債比率:   200.56%
固定比率 :  187.97%
固定長期適合率:   86.05%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。
利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   13.57%
利益構成比率:   12.22%

 

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JFCの株価

企業名: Jollibee Foods Corporation (JFC)
セクター: 産業
サブセクター: 食品・飲料・たばこ
時価総額: 2,161億4,363万5,431.60ペソ(2021年8月19日付)
EPS:   1.024ペソ
BPS:   61.56ペソ
PER:   96.68倍
PBR:   3.22倍

JFCは1978年1月11日に設立され、Jollibee、Chowking、Greenwich、Red Ribbon、Yong He King、Burger King、Highlands Coffee、PHO24、Hard Rock Café、Mang Inasalなどの商品名で展開するクイックサービスレストランの開発、運営、フランチャイズ事業を行っています。

JFCの週足チャートは、50週移動平均線(オレンジの線)がトレンドラインとなっています。RSIは上を向いています。株価のサポートは182ペソ、レジスタンスは223.80ペソです。

 

まとめ

JFCの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は 18.19%、売上高営業利益率は6.35%でした。利益率は両方とも目安より低いです。ROEは1.31%、ROAは 0.44%でした。こちらも利益率は両方とも目安より低く効率よく利益が生み出せていません。

自己資本比率は33.27%、流動比率は137.09%、当座比率は200.56%、負債比率は538.77%、固定比率は187.97%、固定長期適合率は86.05%でした。借金への依存度は高いですが、現金化できる流動資産があるので今すぐの返済に困る事はありません。

キャッシュフローマージンは13.57%、利益構成比率は12.22%でした。あまり効率的にキャッシュフローを稼いではいませんが安定的なキャッシュフローを見込めます。

EPSは1.024ペソ、BPSは61.56ペソ、PERは96.68倍、PBRは3.22倍でした。PERとPBRが低く株価は割高です。

総括をすると、株価は割高で、5段階評価 (S, A, B, C,D)でBランクで経営状態は普通です。

 

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