YouTube『フィリピンニュースチャンネル』月・木配信  ブログ『フィリピンブログ』火・金配信

【フィリピン株】CEBの2021年上半期の決算

CEBの2021年上半期の決算

CEBの2021年上半期の売上高は59億4,000万ペソで、前年同期の売上高の173億3,400万ペソを66.0%下回りました。これは、COVID-19の発生により、中国、香港、日本へのフライトがキャンセルされたことに起因しています。

旅客収入は、前年同期の115億700万ペソから、94億7700万ペソ(82.4%)減少し、20億300万ペソとなりました。これは主に、フライト数が55.1%減少したことにともない、旅客数が450万人から120万人に73.4%減少したためです。また、平均運賃が前年同期の2,571ペソから33%減の1,705ペソとなったことも減収の要因となりました。

営業費用は185億8,900万ペソで、前年同期の243億1,800万ペソと比較して23.6%減少しました。これは主に、当グループの業務が縮小したことによるものです。

営業損失は126億8,500万ペソで、前年同期の69億8,400万ペソを81.6%上回りました。

受取利息は、前年同期の1億4,460万ペソから1億2,924万ペソ(89.4%)減少し、1,536万ペソとなりました。これは主に、特に2021年初頭に現金残高が減少したこと、および短期借入金の平均金利が低下したことによるものです。

税引前損失は138億7,500万ペソとなり、前年同期の98億3,600万ペソを41.1%(40億3,900万ペソ)上回りました。

純損失は 137 億 9300 万ペソとなり、前年同期の純損失の91 億 4100 万ペソを 50.9%上回りました。

 

スポンサーリンク

 

CEBの2021年上半期の財務状況

2021年6月30日時点の連結資産は、2020年12月31日時点の1,284億5,800万ペソから1,367億5,500万ペソに増加しました。転換社債型優先株式および転換社債型新株予約権付社債を発行したことによるものです。

純資産は、当期純損失を計上したことにより、前年同期の226億9,100万ペソから214億900万ペソに減少しました。

 

CEBの2021年上半期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。2021年上半期の営業活動によるキャッシュフローはマイナス59億8,400万ペソでした。

投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス1億8,687万ペソでした。主に航空機やその他の資産の取得に関連した支払いです。

財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。
財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。
財務活動によるキャッシュ・フローは179億7,300万ペソでした。その主な内訳は、転換社債型優先株式および転換社債型新株予約権付社債の発行によるものです。

 

CEBの2021年上半期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。
売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。
自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。
総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率 -62.98%
売上高営業利益率 -87.84%
ROE -64.42%
ROA -10.09%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。
流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。
当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。
負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。
固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。
固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率 15.66%
流動比率 77.38%
当座比率 64.49%
負債比率 538.77%
固定比率 525.45%
固定長期適合率 106.73%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。
利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン -101.34%
利益構成比率 219.13%

 

スポンサーリンク

 

CEBの株価

企業名: Cebu Air, Inc. (CEB)
セクター: サービス
サブセクター: 輸送サービス
時価総額: 267億8,765万6,586.30ペソ(2021年8月16日付)
EPS: -23.38ペソ
BPS: 14.80ペソ
PER: -0.94倍
PBR: 2.95倍

CEBは、1988年8月26日に設立され、「セブパシフィック航空」の商号で運営されている航空会社です。CEBは、現地の航空業界において「低運賃、大きな価値」という戦略の先駆者です。2005年には、乗客に手頃な価格の航空サービスを提供することを戦略とする、低コストキャリアのビジネスモデルを採用しました。

CEBの週足チャートは、今年に入りレンジ相場が続いています。現在は50週移動平均線付近がサポートラインとなっています。株価のサポートは42.80ペソ、レジスタンスは55.25ペソです。

 

まとめ

CEBの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は -62.98%、売上高営業利益率は-87.84%でした。両方ともマイナスになっていて現状、飛行機を飛ばせばとばすほど赤字になります。ROEは-64.42%、ROA -10.09%でした。両方ともマイナスになっているので赤字経営です。

自己資本比率は15.66%、流動比率は77.38%、当座比率は64.49%、負債比率は538.77%、固定比率は525.45%、固定長期適合率は106.73%でした。どれ1つ基準をクリアしておらず借金への依存度が高く資金繰りがかなり厳しい状況です。

キャッシュフローマージンは-101.34%、利益構成比率は219.13%でした。キャッシュフローマージンはマイナスとなっており営業活動の現金収入だけで、営業活動の支出をカバーできておらず、安定的なキャッシュフローを見込めません。

EPSは-23.38ペソ、BPSは14.80ペソ、PERは-0.94倍、PBRは2.95倍で株価は割高です。PERがマイナスになっているので1株当たりの株価収益率がマイナスであることを示しています。

総括をすると、PBRは2.95倍なので割高で、5段階評価 (S, A, B, C,D)で最低のDランクで経営状態は非常に悪いです。

 

関連記事:
【フィリピン株】CEBの2020年度と2021年第1四半期の決算

 

 

 

 

 

 

 


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
会員数50万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」を見る>
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!
>JAPAN AIRLINES

JAPAN AIRLINES



Japan Airlinesで行くフィリピンの旅。
JAL ビジネスクラスで行く、ワンランク上の空の旅。

フィリピンの観光名所マニラ、ビガン、ボホール等があり
セブ、ボラカイ、プエルトプリンセサ等のキレイなビーチがあちこちにあります。
1度訪れたらまた来たくなる国です。


CTR IMG