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【フィリピン株】APの2021年上半期の決算

APの2021年上半期の決算

2021年上半期の純利益は101億3,000万ペソで、前年同期の37億4,000万ペソに比べて171%増加しました。これにより、1株当たりの利益は1.38ペソとなりました。

親会社の持分法適用会社に帰属する当期純利益は、前年同期比171%増の64億ペソとなりました。

営業収益は、前年同期の530億3,000万ペソから14%増の603億5,000万ペソとなりました。営業収益の増加は、主に、需要の増加およびマスト・オファー・ルールに準拠したWESMの急送の増加によるものです。

営業費用は、前年同期の 420億ペソから 13%増加し、472億ペソとなりました。営業費用の増加は、主に購入電力および発電電力のコストが増加したことによるものです。

受取利息は、前年同期の4億500万ペソから1億9,200万ペソへと53%減少しました。2021年上半期の受取利息が2020年上半期に比べて減少したのは、主にプレースメントの金利低下によるものです。

支払利息およびその他の金融費用は、前年同期の72億ペソから71億ペソへと1%減少しました。Therma Luzon, Inc.のリース債務の支払いが適時に行われたことにより、リース債務にかかる利息の発生が減少したこと、Power Sector Assets and Liabilities Management Corporationに対する債務の支払いが適時に行われたことにより、リース債務の利息の増加が減少しました。また、2020年9月にHedcor Bukidnonのプロジェクトローンの借り換えを行ったことで、2021年上半期の支払利息が減少しました。

関連会社およびジョイント・ベンチャーの純利益に対するシェアは、前年同期の9億8,000万ペソから52億3,000万ペソへと434%増加しました。この増加は主に、SN AboitizPower-MagatおよびSN AboitizPower-Benguetの水力発電所の入水量が増加したことに加え、建設が遅れたために発生した清算的損害賠償金を回収したことが主な要因です。また、GNPD発電所の建設遅延に伴う損害賠償金の回収もありました。

その他の収益(費用)-純額は、前年同期の14億3,000万ペソから4億5,100万ペソへと68%減少しました。2021年上半期のその他の収益が2020年上半期に比べて減少したのは、主に外貨建負債の再評価による損失によるものです。

税務上の引当金は、前年同期の18億8,000万ペソから9億2,000万ペソへと52%減少しました。法人税等調整額が減少したのは、CREATE法の適用により、通常の法人税率が30%から25%に引き下げられたためです。

 

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APの2021年上半期の財務状況

2020年12月31日時点と比較して、2021年6月30日時点の総資産は、70億5,000万ペソの2%増加しました。

現金・預金および現金同等物は、前年同期の387億ペソから29億ペソの7%増加して、415億ペソとなりました。これは主に、2021 年上半期に当グループが追加のローンを利用したことによるものです。

営業債権およびその他の債権は、主に収益の増加により、前年同期の 220億2,000万ペソから29億5,000万ペソの13%増加して、249億7,000万ペソとなりました。

棚卸資産は、前年同期の63億1,000万ペソから12億8,000万ペソの20%増加して、75億9,000万ペソとなりました。これは主に、スペアパーツ、消耗品および燃料の在庫が増加したことによるものです。

投資および貸付金は、前年同期の618億3,000万ペソから15億6,000万ペソの3%増加して633億9,000万ペソとなりました。これは主に、2021年上半期にGNPDに新たな資本拠出を行ったことによるものです。

有形固定資産は、前年同期の2,034億ペソから24億1,000万ペソの1%減少して、2,034億ペソとなりました。これは主に、既存資産の減価償却によるものです。

無形固定資産は 、前年同期の 442億8,000万ペソから 5億2,100万ペソの1%増加して448 億ペソとなりました。これは主に、GMECののれんを為替で再評価したことによるものですが、既存資産の償却により一部相殺されました。

繰延税金資産は、前年同期の 15 億 4,400万ペソから  1億3,200万ペソの9%減少して14 億 1,100万ペソとなりました。これは主に、CREATE法の規定を適用したことによるものです。

その他の固定資産は、前年同期の92億7,000万ペソから4億9,300万ペソの5%減少して87億8,000万ペソとなりました。これは主に、PSALMの繰延調整額を配電グループで定期的に削減したことによるものです。

2020年12月31日時点と比較して、2021年6月30日時点の負債総額は18億ペソの1%増加しました。増加しました。

営業債務およびその他の債務は、前年同期の183億7,000万ペソから32億2,000万ペソの18%増加して216億ペソとなりました。これは主に、2021年上半期に貿易・燃料の購入額が増加したことによるものです。

未払法人税は、前年同期の7億2,300万ペソから1億9,800万ペソの27%減少して、5億2,500万ペソとなりました。これは主に、CREATE法の規定を適用したことによるものです。

長期借入金(流動および固定)は、前年同期の1,773億2,000万円から15億4,000万ペソ増加して、1,780億7,700万ペソとなりました。これは主に、2021 年 3 月に実施した親会社の個人向け社債の発行によるものです。

リース負債(流動負債および固定負債)は、前年同期の392億6,000万ペソから27億8,000万ペソ減少して、364億8,000万ペソとなりました。 これは、TLIがPSALMに対する債務を2021年1-6月期に適時に支払ったためです。

配電系統の長期債務(流動部分及び非流動部分)は、利息の増加により前年同期の1億8,300万ペソから1,100万ペソの6%増加して、1億9,400万ペソとなりました。

デリバティブ資産および負債の純額は、ヘッジ利益により負債の17億9,000万ペソから2021年上半期中に21億6,000万ペソ増加して資産の3億6700万ペソと変動しました。

繰延税金負債は、前年同期の7億4,500万ペソから1億4,300万ペソの19%減少して6億200万ペソとなりました。これは主に、CREATE法の規定を適用したことによるものです。

その他の固定負債は、前年同期の11億ペソから5億2,200万ペソの48%減少して5億7,700万ペソとなりました。これは主に、PSALMの繰延調整金の定期的な支払いによるものです。

親会社の持分株主に帰属する資本は、2020年12月31日時点の1,271億6,000万ペソから6%増加して、2021年6月30日時点は1,342億9,000万ペソとなりました。

 

APの2021年上半期の連結キャッシュ・フロー計算書

2021年6月30日現在、当グループの現金および現金同等物は、2020年12月31日の387億ペソから7%増加して、415億9,000万ペソとなりました。

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で2020年上半期と比較して14%増の21億9,000万ペソとなりました。水の流入量の増加、当社の火力発電設備の稼働率の向上、およびスポット販売の増加によるものです。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で2020年上半期のマイナス37億8,000万ペソから、2021年上半期はプラス39億8,000万ペソに転換しました。これは主に、関連会社からの受取配当金が増加したことによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で2020年上半期の93億1,000万ペソから、 2021年上半期には189億7,000万ペソに増加しました。これは主に、長期借入金、短期借入金およびリース債務の支払いが増加したことによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

APの2021年上半期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。
売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。
自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。
総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   – %
売上高営業利益率:   24%
ROE:   7.74%
ROA:   2.70%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。
流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。
当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。
負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。
固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。
固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   34.89%
流動比率:   127.68%
当座比率 :  101.27%
負債比率:   186.61%
固定比率 :  226.10%
固定長期適合率:   94.55%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。
利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   29.06%
利益構成比率:   66.67%

 

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APの株価

企業名: Aboitiz Power Corporation (AP)
セクター: 産業
サブセクター: 電気・エネルギー・電力・水
時価総額: 2,402億5,843万623.55ペソ(2021年9月20日付)
EPS:   1.38ペソ
BPS:   18.25ペソ
PER:   12.12倍
PBR:   1.83倍

APは、アボイティス・グループが保有する発電・配電事業、電力小売事業、およびその他の関連サービス事業の持株会社です。APの発電事業ポートフォリオには、再生可能および非再生可能な発電所への投資が含まれています。当社は9つの配電会社を所有しており、ルソン島、ビサヤ島、ミンダナオ島の合計18の都市・自治体と5つの経済圏をカバーするフランチャイズエリアに電力を供給しています。

APの週足チャートは、7週連続で上昇を続けレジスタンスであった、200週移動平均線(ピンクの線)を上回っています。また20週移動平均線(緑の線)が50週移動平均線(オレンジの線)があと僅かでゴールデンクロスしそうです。株価のサポートは25.00ペソ、レジスタンスは40.40ペソです。

 

まとめ

APの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は – %、売上高営業利益率は24%でした。両方とも効率よく利益を出しています。ROEは7.74%、ROAは2.70%でした。売上総利益率は決算書からはもとめられませんでしたが、営業利益率は目安を超えています。ROEとROAは目安より低く、効率良く利益を出せていません。

自己資本比率は34.89%、流動比率は127.68%、当座比率は101.27%、負債比率は186.61%、固定比率は226.10%、固定長期適合率は94.55%でした。借金への依存度は高いですが、流動資産もそこそこあり、資金繰りはそれほど苦しくはありません。

キャッシュフローマージンは29.06%、利益構成比率は66.67%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでいますが、安定的なキャッシュフローは見込めません。

EPSは1.38ペソ、BPSは18.25ペソ、PERは12.12倍、PBRは1.83倍でした。当期純利益がマイナスで赤字だったことによりPERはマイナスとなっています。PBRが低く株価は割安です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はBランクで普通です。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14.
13.

A良い (10~12)
12.
11. MPI
10. MONDE

B普通 (7~9)
9.
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP
7. JFC, ALI, AC, SSI

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT
4.

D 非常に悪い (0~3)
3.
2.
1.
0. CEB

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今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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