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【フィリピン株】AEVの2021年上半期の決算

AEVの2021年上半期の決算

2021年上半期、AEV および子会社の親会社株主に帰属する当期純利益は 135 億ペソとなり、前年同期比 243%(95 億ペソ)の増加となりました。AEVへの収益貢献の大部分は電力グループが占めており(53%)、次いで銀行・金融 サービス(28%)、インフラ(9%)、食品(7%)、不動産グループ(3%)が続きます。

City Savings Bank, Inc.に関連するのれんの償却により、2021年上半期に1 億 6,900 万ペソ(前年同期は2,000万ペソ)の経常外損失を計上しました。

2021年上半期の電力販売収入は、前年同期の529億ペソから、14%(73億ペソ)増加して、600億2,000万ペソとなりました。これは主に、GNPD1号機の試運転収入、流入水量の増加、需要の増加、および電力供給の増加によるものです。

商品販売による収益は、前年同期の391億ペソから2%(9億ペソ)増加して、399億ペソとなりました。これは主に、販売価格の上昇および飼料の販売量の増加によるものです。

不動産収入は、前年同期の11億ペソから33%(4億ペソ)増加して、15億ペソとなりました。これは主に、アボイティ ランド社の住宅事業における建設活動の活発化にともない収益計上が増加したことや、頭金の高い販売が増加した ことによるものです。

発電電力および購入電力の費用は、前年同期の287 億ペソから 10%(30 億ペソ)増加して、316 億ペソとなりました。これは主に、発電量の増加と、WESM価格の上昇による購入電力料金の増加によるものです。

売上原価は、前年同期の343億ペソから、5%(16億ペソ)増加して、359億ペソとなりました。この増加は主に、食品グループの原材料費の増加によるものです。

営業費用は、前年同期の183 億ペソから、4%(7 億ペソ)増加して、190 億ペソとなりました。この増加は主に、当社グループの発電所の修理・保守にかかる費用の増加によるものです。

営業利益は、前年同期の127億ペソから18%(23億ペソ)増加して、150億ペソとなりました。

税引前利益は、前年同期の84億ペソから、111%(93億ペソ)増加して、177億ペソとなりました。この増加は、営業利益および持分法による投資利益の増加によるものです。

 

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AEVの2021年上半期の財務状況

2021年6月30日時点の連結資産は、2020年12月31日時点比で、2%増の6236億ペソとなりました。

2021年6月30日時点の負債合計は、2020年12月31日時点比で、1%増加し、3,876億ペソとなりました。

2021年6月30日時点の親会社の株主に帰属する持分は、2020年12月31日時点比での1,831億ペソから、106億円増加して、1,937億ペソとなりました。

 

AEVの2021年上半期の連結キャッシュ・フロー計算書

    営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で169億ペソとなりました。これは主に、運転資本の増加によるものですが、金利前利益の増加により一部相殺されました。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で54億ペソとなりました。これは主に、短期の現金預金や金融資産への投資が増加したこと、および関連会社やジョイントベンチャーへの出資が増加したことによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で201億ペソとなりました。これは主に、2021年第1四半期の現金配当の支払い、既存の借入金の元利金の支払いによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

AEVの2021年上半期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。

売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。

自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。

総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   64.92%
売上高営業利益率:   14.6%
ROE:   7.07%
ROA:   2.68%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。

流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。

当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。

負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。

固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。

固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   37.84%
流動比率:   149.50%
当座比率 :  96.29%
負債比率:   164.25%
固定比率 :  198.48%
固定長期適合率:   90.11%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。

利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   16.49%
利益構成比率:   72.61%

 

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AEVの株価

企業名: Aboitiz Equity Ventures, Inc. (AEV)
セクター: 持株会社
サブセクター: 持株会社
時価総額: 2,727億8,442万3,391.65ペソ(2021年10月18日付)
浮動株比率:  47.31%
* 2022年12月からは、指数への組み入れに必要な浮動株比率が20%に引き上げられます。
したがって、20%を下回る場合は低いと判断しています。

EPS:   2.39ペソ
BPS:   34.40ペソ
PER:   10.15倍
PBR:  1.41倍

AEVは、1989 年 9 月 11 日に Cebu Pan Asian Holdings, Inc.として設立されました。1993 年 12 月 29 日に現在の社名に変更し、1994 年 11 月 16 日には新規公開株 式の発行により所有権が一般に公開されました。AEVの中核事業は、子会社・関連会社を通じて、発電・配電・電力小売、金融サービス、食品製造、不動産、インフラの5つの主要カテゴリーに分類されます。


AEVの週足チャートは、200週移動平均線(ピンクの線)がレジスタンスとなって跳ね返されていますが、20週移動平均線(緑の線)が50週移動平均線(オレンジの線)をゴールデンクロスしています。株価のサポートは43.00ペソ、レジスタンスは54.20ペソです。

 

まとめ

AEVの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は64.92%、売上高営業利益率は14.6%でした。両方とも効率よく利益を出しています。ROEは7.07%、ROAは2.68%でした。ROEとROAは目安より低く、株主資本と資産全体から効率良く利益を出せていません。

自己資本比率は37.84%、流動比率は149.50%、当座比率は96.29%、負債比率は164.25%、固定比率は198.48%、固定長期適合率は90.11%でした。自己資本比率と流動比率と当座比率は高く、借金への依存度はかなり低く、固定長期適合率も低く資金繰りは苦しくはありません。

キャッシュフローマージンは16.49%、利益構成比率は72.61%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでおらず、安定的なキャッシュフローは見込めません。

EPSは2.39ペソ、BPSは34.40ペソ、PERは10.15倍、PBRは1.41倍でした。PERは割安です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はBランクで普通です。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14.
13.

A 良い (10~12)
12.
11. MPI
10. MONDE, AGI

B 普通 (7~9)
9. FLI, RLC, AEV
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM, MEDIC

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT
4.

D 非常に悪い (0~3)
3. ALLDY
2.
1.
0. CEB


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
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