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【フィリピン株】ACENの2021年上半期の決算

ACENの2021年上半期の決算

2021年上半期の連結純利益は、前年同期の25億7,341万ペソから26億9,036万ペソに増加しました。純利益の増加は、主に2020年に実施された買収および最近完了した再生可能エネルギー・プロジェクトによる稼働率の向上が主な要因です。帰属する発電量は前年同期の1,931.71GWhから16%増加し、2,243.5GWhとなりました。

電力販売収入は、主に、前年の強化されたコミュニティ検疫に 対する需要の回復や、小売契約数の増加、成長により増加しました。

現金・預金および現金同等物の増加は、主に、最近実施されたFOO、SRO、およびArranの第三者割当増資により、それぞれ 102億7,000万ペソ、53億7,000万ペソ、118億8,000万ペソの総収入を得たことによるものです。

 

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ACENの2021年上半期の財務状況

現金・預金および現金同等物の増加は、主に、最近実施されたFOO、SRO、およびArranの第三者割当増資により、それぞれ 102億7,000万ペソ、53億7,000万ペソ、118億8,000万ペソの総収入を得たことによるものです。この増加は、新規プロジェクトへの投資、短期・長期借入金の返済、配当金の支払いによって一部相殺されました。

買掛金およびその他の流動負債には、SLTECの20%の持分を購入した際にAPHPCに支払った非貿易債務18億9,000万ペソが含まれています。

短期借入金は、BDO(20億ペソ)、CBC(13億5,000万ペソ)、SECB(8億ペソ)に対する銀行ローンの返済により減少しました。当期中の調達額は20億ペソ、CBCからの調達額は10億ペソでした。なお、RCBCおよびBDOからの借入金20億ペソおよび10億ペソは、当年度中に全額返済されました。

 

ACENの2021年上半期の連結キャッシュ・フロー計算書

営業活動による連結キャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で17億1,489万ペソとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは会社の本業を示す部分なので、プラスになっているのが望ましいです。

投資活動による連結キャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で88億2,119万ペソとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは成長に向けて積極的に投資を続けている会社であれば、マイナスとなるのでマイナスになっているのが望ましいです。

財務活動によるキャッシュ・フローは、2021年6月30日時点で183億1,571万ペソとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローがプラスの場合は、設備投資などのために借入れを行っています。財務活動によるキャッシュ・フローがマイナスの場合は、借入金の返済を行っています。

 

ACENの2021年上半期の経営状態

売上高総利益率は販売する品物や提供するサービスの利益率のことです。業種によって違いはありますが20%以上を目安としています。
売上高営業利益率とは、売上高に対する営業利益の割合を表す指標です。業種によって違いはありますが10%以上を目安としています。
自己資本利益率 (ROE)は自己資本を活用して利益をどれくらい計上できたかを見る指標です。10%以上を目安としています。
総資産利益率 (ROA)は、資産全体に対して、どれだけの利益が生み出されているのかを計る指標です。5%以上を目安としています。

売上総利益率:   22.59%
売上高営業利益率:   13.49%
ROE:   3.08%
ROA:   2.44%

自己資本比率は、比率が高いほど、企業が必要な資産を最小限の負債で効率的に調達していることを示しています。業種により比率は違いますが、30%以上は良好です。
流動比率とは、すぐに現金化できる流動資産がどれくらいあるかを示しています。130~150%ほどが通常で100%を切っていたら、危険水域です。
当座比率が100%以上あれば、短期債務返済能力は十分あるものと判断することができます。
負債比率は、負債比率は、企業の資産のうち負債によって賄われているものの割合を示す財務比率です。100%を超えると借金への依存度が高くなります。
固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合のことです。100%が基準となり100%を超えると借金で固定資産を調達しています。
固定長期適合率は、数値が低ければ安全性があり、100%を超えると資金繰りが苦しいです。

自己資本比率:   79.15%
流動比率:   743.37%
当座比率 :  712.56%
負債比率:   26.35%
固定比率 :  70.18%
固定長期適合率:   59.08%

キャッシュフローマージンは、売上がどれくらい効率的にキャッシュフローを稼いでいるかを示す指標で、15%以上を目安としています。
利益構成比率は、営業キャッシュフローにおける利益と減価償却費の割合を見る指標で、低い方が安定的なキャッシュフローを見込めます。目安は50%以下です。

キャッシュフローマージン:   12.78%
利益構成比率:   81.00%

 

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ACENの株価

企業名: AC Energy Corporation (ACEN)
セクター: 産業
サブセクター: 電気・エネルギー・電力・水
時価総額: 4,319億5,197万1,400.10ペソ(2021年9月30日付)
EPS:   0.13ペソ
BPS:   3.19ペソ
PER:   43.38倍
PBR:  3.54倍

ACENは、1969年9月8日にTrans-Asia Oil and Mineral Development Corporationとして設立されました。その後、証券取引委員会が2021年1月5日に承認した現在の社名に変更しました。

ACENは、アヤラグループのエネルギープラットフォームとして上場しています。当社は、フィリピン、ベトナム、インドネシア、インド、オーストラリアにおいて、約2,600MWの再生可能エネルギー設備を保有しています。

ACENは、東南アジアで最大の上場自然エネルギープラットフォームとなることを目指しており、2025年までに自然エネルギー容量5,000MWを達成することを目標としています。

ACENの週足チャートは、20週移動平均線がトレンドラインとなって綺麗なAOTSを描いています。株価は終値で最高値付近を推移しています。RSIは79.40と買われ過ぎのレベルです。株価のサポートは7.61ペソ、レジスタンスは9.74ペソです。

 

まとめ

ACENの2021年上半期の決算内容は、売上総利益率は22.59%、売上高営業利益率は13.49%でした。両方とも効率よく利益を出しています。ROEは3.08%、ROAは2.44%でした。ROEとROAは目安より低く、株主資本と資産全体から効率良く利益を出せていません。

自己資本比率は79.15%、流動比率は743.37%、当座比率は712.56%、負債比率は26.35%、固定比率は70.18%、固定長期適合率は59.08%でした。自己資本比率と流動比率と当座比率は高く、借金への依存度はかなり低く、固定長期適合率も低く資金繰りは苦しくはありません。

キャッシュフローマージンは12.78%、利益構成比率は81.00%でした。効率的にキャッシュフローを稼いでおらず、安定的なキャッシュフローは見込めません。

EPSは0.13ペソ、BPSは3.19ペソ、PERは43.38倍、PBRは3.54倍でした。PER、PBRともに割高です。

経営状態と株価を総合的に見ると、5段階評価 (S, A, B, C, D)はBランクで普通です。

 

ランク

上記まとめの16項目 (各1ポイント)を元にランク付けしました。
過去に自己分析した銘柄も記載しています。

S 非常に良い (13~ )
16.
15.
14.
13.

A 良い (10~12)
12.
11. MPI
10. MONDE

B 普通 (7~9)
9. FLI
8. PGOLD, CNVRG, VLL, AP, ACEN
7. JFC, ALI, AC, SSI, MM

C 悪い (4~6)
6. SM
5. AREIT
4.

D 非常に悪い (0~3)
3.
2.
1.
0. CEB

関連記事:
【フィリピン株】ACENの2020年度と2021年第1四半期の決算

 


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