YouTube『フィリピンニュースチャンネル』月・木配信  ブログ『フィリピンブログ』火・金配信

【フィリピン株】CEBの2020年度と2021年第1四半期の決算

 

CEBの2020年度の決算

収益

2020年度の売上高は2019年の848億700万ペソに比べて73.3%の減少となり226億1,800万ペソでした。

この減収は、中国、香港、マカオへのフライトがキャンセルされたことに始まるCOVID-19の発生の影響によるものです。

フィリピン政府は検疫措置を実施し、それに伴いCEBは2020年3月19日からすべての定期便の運航を停止しました。

4月には、フィリピン国内および日本、タイ、中国、香港などへの貨物便が運航されるまで、ほぼゼロの状態が続きました。

2020年6月3日に国内線の旅客営業を再開しましたが限定的でした。その後、定期的なサービスを再開しましたが、通常の活動レベルにはまだ遠く及ばない状況です。

旅客の売上高

2020年度の旅客の売上高は、2019年に計上された616億8200万ペソから、490億5300万ペソの79.5%減少して126億2900万ペソとなりました。

フライト数が70.9%減少したことにより、旅客数が2,250万人から500万人に77.6%減少しました。

搭乗率も86.4%から75.9%へと10.5ポイント低下しました。

また、平均運賃が前年同期の2,745ペソから2,513ペソに8.5%減少したことも減収の要因となりました。

貨物の売上高

2020年度の貨物の売上高は、2019年度の54億7500万ペソから、6.0%減少の54億200万ペソへとなりました。

これは主に、2020年の輸送量が48.0%減少したことによるものです。

費用

2020年度の営業費用は2019年度に計上した721億8600万ペソから39.9%減少して433億8700万ペソでした。

これは、経費の重要な部分がフライトとフライト時間に基づいているため、COVID-19の世界的なパンデミックにより事業が停止したことが主な要因です。

2020年度のフィリピンペソの対米ドル平均相場は、51.61ペソから49.61ペソに上昇や燃料油価格の低下も営業費用の減少につながりました。

 

営業利益(損失)

2020年度の営業損失は207億7,000万ペソとなり、前年の126億2,100万ペソを264.6%下回りました。

 

税引前利益

2020年度の税引前損益は、2019年度の税引前利益が102億8,400万ペソであったのに対し、前年同期比322.6%、331億8,000万ペソ減の228億9,600万ペソとなりました。

 

純利益(損失)

2020年度の純損失は2019年度の純利益91億2,300万ペソから343.7%減少して、222億3,600万ペソとなりました。

 

スポンサーリンク

 

財務状況

2020年12月31日時点の連結資産は、2019年12月31日時点の1,577億3,300万ペソから1,284億5,900万ペソに減少しました。

これは主に、現金収支が減少したことと、当期中に同社の航空機について減価償却費を計上したことによるものです。

自己資本は、昨年の449億100万ペソから226億9,100万ペソに減少し、1株当たりの純資産額は、2019年12月31日時点の74.72ペソから2020年12月31日時点では37.80ペソとなりました。

資金需要は、主に営業活動によるキャッシュフローで賄われていますが、現在のCOVID-19の状況により大幅に減少しました。

2020年12月31日現在、営業活動に使用した現金は132億1,700万ペソでした。

投資活動によるキャッシュ・フローは35億800万ペソで、これは航空機およびエンジンの処分による収入と、航空機の購入に関連した支払いの純額です。

財務活動によるキャッシュ・フローは39億4,100万ペソで、その主な内訳は、長期借入金およびリース債務の返済149億4,700万ペソ、借入による収入110億5,100万ペソです。

2020年12月31日時点では、財務諸表に別段の記載がある場合を除き、債務不履行や債務の加速など、CEBにとって重要な直接的または偶発的な金融債務を引き起こす事象はありません。

 

CEBの2021年第1四半期の決算

収益

2021 年第1四半期の売上高は2020 年第1四半期の売上高159億1,400万ペソを83.0%下回り、 27 億 900 万ペソでした。

これは、COVID-19の発生により、中国、香港向けのフライトがキャンセルされたことに起因しています。

またCOVID-19を取り巻く状況が急速に悪化したため、フィリピン政府が検疫を実施した事によります。

旅客の売上高

2021 年第1四半期の旅客の売上高は、2020年第1四半期の113億8800万ペソから105億100万ペソの92.2%減少し、8億8740万ペソとなりました。

これは主に、フライト数が75.8%減少したことにより、旅客数が440万人から50万人に87.5%減少したことと、座席搭載率が81.3%から53.2%に28.2%減少したことによるものです。

また、平均運賃が前年同期の2,580ペソから37.5%減の1,612ペソとなったことも減収の要因となりました。

貨物の売上高

2021 年第1四半期の貨物の売上高は、2020 年第1四半期の10億1,300万ペソから30%増加の13億2,000万ペソとなりました。

 

費用

2021 年第1四半期の営業費用は94億9,300万ペソでした。これは主に、世界的なパンデミックCOVID-19の影響により、事業が停止したことによるものです。

2021 年第1四半期のの米ドルに対する平均為替レートは、前年同期の50.83ペソか ら48.29ペソに上昇したことにもよります。

 

営業利益(損失)

2021 年第1四半期の営業損失は2020年第1四半期の6億9,286万3,000ペソを879.1%上回り、67億8,400万ペソとなりました。

 

税引前利益

2021 年第1四半期の税引前損失は2020年第1四半期の税引前損失19億8,000万ペソから51億6,800万ペソの261.0%上回り、71億4,900万ペソとなりました。

 

純利益(損失)

2021年第1四半期の純損失は、2020年第1四半期の純損失11億8,300万ペソを516.9%上回り、72億9,800万ペソとなりました。

 

スポンサーリンク

 

財務状況

2021年3月31日時点の連結資産は、2020年12月31日時点の1,284億5,800万ペソから1,377億2,400万ペソに増加しました。

これは主に、当四半期に転換社債型優先株式を発行したことによるものです。

自己資本は前年同期の226億9,100万ペソから278億8,900万ペソに増加しました。

普通株式1株当たりの純資産額は、2020年12月31日時点の37.80ペソから、2021年3月31日時点では25.66ペソとなりました。

当グループの資金需要は、主に営業活動によるキャッシュ・フローで賄われていますが、現在のCOVID-19の状況により大幅に減少しました。

2021年3月31日時点で、営業活動に使用した現金は23億8,300万ペソでした。

投資活動によるキャッシュ・フローは4億3,636万9,000ペソで、その主なものは、航空機やその他の資産の取得に関連した支払いです。

2021年3月31日現在、財務諸表に別途開示されている場合を除き、CEBにとって、債務不履行や債務の加速など、当グループにとって重要な直接的または偶発的な金融債務を引き起こす事象はありません。

 

CEBの株価

企業名: Cebu Air, Inc. (CEB)
セクター: サービス
サブセクター: 輸送サービス
EPS:  -12.39ペソ
時価総額: 285億1,037万438.40ペソ(2021年6月7日付)

CEBは、1988年8月26日に設立され、「セブパシフィック航空」の商号で運営されている航空会社です。

CEBは、1991年に国際線および国内線の航空輸送サービスを運営する40年の法的フランチャイズを取得しました。

CEBは1996年にマニラからセブへの最初の国内線を運航し、定期旅客便の運航を開始しました。

国際線は2001年にマニラ-香港間で運航を開始しました。

CEBの週足チャートは、20週移動平均線(緑の線)と50週移動平均線(オレンジの線)の間で株価が推移していましたが、先週6.31%上昇をして20週移動平均線を突破しています。

このまま20週移動平均線より上で株価が推移できるか注目です。株価の43ペソがサポートで、57ペソがレジスタンスとなっています。

 

まとめ

2020年3月19日からCOVID-19によるパンデミックでロックダウンが行われ国境が封鎖されました。

これによりCEBやPALは勿論のこと航空業界はどの業界よりもパンデミックの影響で大打撃を受けました。

2020年第2四半期は前年同期比310.07%減、2020年第3四半期は前年同期比1,375.82%減となりました。

売上高は激減しましたが、連結資産は、2021年第1四半期に転換社債型優先株式を発行したことにより、2020年12月31日時点の1,284億5,800万ペソから1,377億2,400万ペソに増加しています。

また旅客による売上高は減少していますが、CEBやPALは現在、ワクチンをフィリピンに輸送しているため、貨物の売上高は増加しています。

先日の記事でフィリピンの観光はパンデミック前に完全に戻るのは2024年と言われていますが、1日でも早くパンデミック前のレベルに戻り自由に世界を旅行できる日が来るのを待ち望んでいます。

 

 


今や英語は世界共通語です。フィリピンでは英語は公用語の1つとして学校で教えています。大半のフィリピン人は英語を話す事ができるので、レアジョブにはフィリピン人講師が多数在籍しています。英語を上達させるには習得したワードやセンテンスを使って話す事が大事です。
会員数50万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」を見る>
スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!
>JAPAN AIRLINES

JAPAN AIRLINES



Japan Airlinesで行くフィリピンの旅。
JAL ビジネスクラスで行く、ワンランク上の空の旅。

フィリピンの観光名所マニラ、ビガン、ボホール等があり
セブ、ボラカイ、プエルトプリンセサ等のキレイなビーチがあちこちにあります。
1度訪れたらまた来たくなる国です。


CTR IMG