こんにちは。コメアオです。
今回のブログのテーマは、『フィリピンで生活した場合、エンゲル係数は高いそれとも低い?』についてです。
エンゲル係数とは消費支出に占める食費の割合いの事です。消費支出には家賃、水道光熱費、日用品、食費があります。食費には外食した時の費用も含まれます。家賃は消費支出に含まれますが住宅ローンは消費支出に含まれません。また税金、貯金、保険料や借金も含まれません。
全国労働金庫協会政策の『高校生のための「金融・消費者教育」』で消費支出の確認ができます。
エンゲル係数が低いほど生活水準は高く見られていて高いほど生活水準は低いと見られています。総務省統計局の発表された日本の2人以上の世帯で見た場合のエンゲル係数の平均は25.7%です。
エンゲル係数の求め方
エンゲル係数=食費÷消費支出総額×100
例えば手取り25万円で消費支出額が10万円で食費が3万円の場合、エンゲル係数は30%になります。この場合だと平均の25.7%より高いので生活水準はちょっと低いと見られてしまいます。エンゲル係数は20%前半が目標とする数値で20%以下の場合はやりくり上手だと思います。
ではフィリピンで生活した場合、エンゲル係数が高いのか低いのかコメアオの例で早速見ていきましょう。
フィリピンで食事にかかる費用
フィリピンで料理をしない場合
カンティーンで食べた場合
カンティーンは日本で言う食堂であちこちにあります。ご飯は1杯15ペソから20ペソでおかずは1品25ペソから50ペソです。料理にもよりますが野菜料理が25ペソからと安く魚料理は40ペソぐらいで肉料理は50ペソですので目安にしてください。
昼にご飯1杯 20ペソと肉料理 50ペソを夜にご飯1杯 20ペソと魚料理 40ペソを食べた場合は1日の食費は130ペソです。1ヶ月では3,900ペソです。2人の場合では7,800ペソです。
ローカルのレストランで食べた場合
フィリピンのローカルのお店で食べても1人平均約100ペソから約200ペソはします。ごくごく普通のフィリピン人が食べるマグイナサルやチョウキングを例に挙げています。飲み物代は含んでいません。1日に300ペソかかるとして1ヶ月で9,000ペソかかります。2人の場合では18,000ペソです。
日本食レストランで食べた場合
メトロマニラにある日本食レストランで食べると注文内容にもよりますが1人平均約300ペソ以上はします。日本料理を安く提供しているお店でも1品約200ペソはします。飲み物代は含んでいません。1日に500ペソかかるとして1ヶ月で15,000ペソかかります。2人の場合では30,000ペソです。
フィリピンで料理をした場合
現在2人暮らしで1ヶ月にかかる食費は外食した分も含めて約5,000ペソから約7,000ペソはしますが、2020年3月15日にメトロマニラがロックダウンになってから外食する事が無くなった為、最近の食費は約4,000ペソから約5,000ペソです。
毎日の料理はコメアオが作るので日本料理ばっかりで手軽にパパッと作れる料理ばかりです。カレーライスにお好み焼きにチャーハンや肉野菜炒めが多いです。
男飯ディナー
豚キムチお好み焼き (チーズ入り) pic.twitter.com/AaNxNfQVtv— 🇵🇭フィリピン在住のコメアオです。 (@komeao22) August 4, 2020
消費支出額
下記2020年7月の2人分の生活費です。食費はグローサリー 4,500ペソから約4,000ペソ分です。
家賃 10,000
メラルコ 2,000
グローサリー 4,500
携帯 1,000ペソ
インターネット 2,000
アドビ 2,700
ネットフリックス 350
アップル 150
雑費 1,800
合計 24,500
エンゲル係数の計算の結果
2020年7月のエンゲル係数を計算すると食費が約4,000ペソで消費支出総額は20,500でした。
4,000÷20,500×100=19.5%
19.5%なら20%を切っているので自分でいうのもなんですがやりくり上手だと思います。
ここから上記1ヶ月の生活費のグローサリー分の内の食費にかかった費用4,000ペソを全て外食したと仮定して計算をしてみます。2人で計算をします。
毎日2人でカンティーンで食べた場合(毎日1人合計130ペソ)
7,800÷28,300×100=27.6%
毎日2人でローカルのレストランで食べた場合(毎日1人合計300ペソ)
18,000÷38,500×100=46.8%
毎日2人で日本食レストランで食べた場合(毎日1人合計500ペソ)
30,000÷50,500×100=59.4%
以上の結果になりました。料理を全くしない場合はカンティーンで食べていたとしてもエンゲル係数は25%を超えてしまいます。ただ家賃が10,000ペソで計算しているので高い数値が出ていますが、家賃が20,000ペソ、30,000ペソとなるとまた数値が変わってきます。
まとめ
2020年7月のエンゲル係数を計算した結果は19.5%でコメアオの場合はエンゲル係数が低かったです。仮に食費が5,000ペソだった場合は19.6%で6,000ペソだった場合は22.6%で7,000ペソだった場合は25.5%で初めて25%を超えます。
あくまでもコメアオの場合で人それぞれ家庭環境や生活環境が違うので今回の結果は参考までにしていただけたら嬉しいです。
皆さんのご家庭のエンゲル係数はどのくらいか計算をして数値を把握しておくと1ヶ月に使える食費の目安が分かるし無駄に使っていた費用を削ったりするいい機会になるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは、『フィリピンで生活した場合、エンゲル係数は高いそれとも低い?』についてでした。
いかがだったでしょうか。
次回のテーマは、『フィリピン人の彼女と上手に付き合うにはどうすればいいの?』についてでした。
Have a nice day!
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