こんにちは。コメアオです。
今回のブログのテーマは、『フィリピンでゴーストマンスの期間は株価が下落するのは本当なのか?』についてです。
株式市場には好材料となるニュースや悪材料となるニュースや企業の決算の発表などありとあらゆるものを織り込んだものがその銘柄の株価として反映されています。
例えばその国のGDPが過去5年間は6%の成長率だったのに対し今年は前年比8%の成長率だったというのは投資家にとって好材料となるニュースだし、A国がB国に対して石油の輸出制限をするというのは投資家にとっては悪材料となるニュースです。
また企業の営業益が50%増加というのは好材料になるし今期業績の予想下方修正となれば悪材料になります。この様に投資家はいろいろなニュースや決算内容を判断して株の売買をしています。
ただゴーストマンスの月は投資家は売買を避けその月は株式市場が下落する傾向にあると言われています。なぜ避けるのかまた下落する確率はどのくらいか早速みていきましょう。
ゴーストマンスとは
中国の文化では太陰暦の7ヶ月目の15日はゴーストデーと呼ばれ亡くなった祖先の霊が出てくる幽霊月と言われます。 フィリピンでは中華系の人がたくさん住んでいるという事もあり中国の文化が根付いていて幽霊月を信じている人が多いです。
幽霊月の初日に地獄の門が開き霊が現世の世界を彷徨っていると言われています。これらの霊たちは、1か月間家族の元を訪れごちそうを食べ、犠牲者を探していると言われこれら霊が不運を解き放たないようになだめる必要があると言われています。
ゴーストマンスはいつからいつまで
2020年8月19日から9月16日までです。
ゴーストマンスの期間中にしてはいけない事
ゴーストマンスの期間中にはポジティブでいる事が重要です。ネガティブな感情は避けるようにしてください。ネガティブな感情は不安定でありつまずくことがあります。
ゴーストマンス時に何か新しいことを始めないでください。 この期間中に何か新しい事を始めても成長していない事に気付くからです。
ゴーストマンス時に株式市場に投資はしないでください。 企業は投資を恐れているため株価は下落する傾向にあります。
ゴーストマンス時に悪いことは言わないでください。 何か悪いことを言って霊がそれを聞いた時、霊は自分達に依頼をしているからと思うからです。 悪い事は必ず戻ってきます。カルマです。
ゴーストマンス時にしても良い事
ゴーストマンス時にはお供物を作ってください。霊に捧げ物を作り幸せにする事で良いパワーをもらい彼らからもっと幸運を得る事が出来ます。
フィリピン市場はゴーストマンス期間中はどうなるのか
2011年から2019年までは上昇2回で、下落7回でで平均-2.08%です。
2001年から2010年までは上昇3回で、下落7回でで平均-1.20%です。
1991年から2000年までは上昇5回で、下落5回で平均-4.11%です。
2020年7月は5,928.45でした。ゴーストマンスに入った8月19日時点では6,042.12で取り引きを終えています。1991年から2019年までは上昇5回で下落19回で平均-2.46%でした。今年はどうなるか楽しみです。
まとめ
1991年から2019年までの28年間のその年の7月と8月を調べた結果、上昇した年は5回で下落した年は19回で圧倒的にゴーストマンスは下落する確率が高いという事が分かりました。
10年毎の結果を見るとその傾向が次第に強くなっているように思います。その結果ゴーストマンスで投資家達が株の売買を控えている傾向が強いと思いました。
なのでやはりゴーストマンスの期間中は投資を一旦控えた方がいいのかなと思いますがあくまでも個人の意見ですので参照程度にしていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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