こんにちは。コメアオです。
今回のブログのテーマは、『フィリピンで買い物する時に便利なエコバッグは普及しつつある?』についてです。
日本では2020年7月1日よりプラスチック製のレジ袋の有料化がスタートしました。プラスチック製のレジ袋はサイズによってまたはお店によって値段は異なりますが小さいサイズで約3円で大きいサイズで約5円でそれ以上の特大サイズで約7円ぐらいです。
プラスチック製のレジ袋が有料化になった事で環境問題について考えるようになりプラスチックのゴミが削減されるのが狙いです。それと共に需要が増えると予想されるのがエコバッグです。今までは買い物をすれば当たり前のように品物を入れてもらっていたプラスチック製のレジ袋が有料になったからです。
毎日コンビニでお弁当やお菓子類を買っていたとしてレジ袋が3円だとすると1ヶ月で90円、1年で1080円になります。プラスチック製のレジ袋が安いと見るか高いと見るか人それぞれだと思いますが今まで無料でもらえていた物が有料となるとやはり抵抗感が出る方もいると思います。
フィリピンでもプラスチック製のレジ袋のゴミの問題は度々問題になりニュースでも取り上げられています。ではフィリピンではどうなのか?フィリピンではどういう取り組みをしているのか?早速見て行きましょう。
フィリピンのゴミ問題
フィリピンのエコバッグについて話す前にフィリピンで問題になっているゴミについて述べたいと思います。
フィリピンを訪れた事がある方はフィリピンの路上にゴミが散らかっているのを見た事があると思います。フィリピンでは美味しいストリートフードがたくさんあり路上で食べ物を売っている人がたくさんいます。路上で食べ物を売っている人の中にはゴミ箱を設けている人もいますが残念ながらそれほど多いとは言えません。
では食べた物はどうするかと言うとゴミ箱が無いので路上に捨てています。ゴミを家に持ち帰るという事は習慣が無いのでしません。フィリピンには路上をキレイにしてくれる清掃員の方達がいます。ゴミを路上に捨てる人の中には少なからず路上をキレイにしてくれる清掃員の方達がいるからゴミを捨ててもいいという認識があるのだと思います。
フィリピンの路上だけでなく川や海にもゴミが散らかっています。マニラ湾に浮かぶゴミの量が多すぎて度々問題になってきました。フィリピンにはキレイな海や川がたくさんあるのにゴミが浮かんでいるのを見るととても残念な気持ちになります。
フィリピンではこういう事情もありプラスチック製のレジ袋を提供しないお店が少しずつ増えてきています。
プラスチック製のレジ袋
プラスチック製のレジ袋を提供しないデパートやスーパーは増えてきていますが、フィリピンではまだ有料化はしておらず買い物をすればプラスチック製のレジ袋に品物を入れてくれます。
紙製のレジ袋
マカティではプラスチック製のレジ袋の使用禁止を2013年より行なっておりデパートやスーパーで買い物をすると茶色の紙製のレジ袋に入れてくれます。
マカティ市内のコンビニで食べ物やお菓子類を購入すると茶色の紙製のレジ袋に入れてくれます。
難点が一つだけあり冷凍食品を紙製のレジ袋に入れてくれる時に2枚重ねにしてくれますが時々紙製のレジ袋では濡れてしまって破けてしまう事です。
ただ紙製のレジ袋は環境面で考えた時にプラスチック製のレジ袋より良いと個人的には思っているので、他のメトロマニラ市内の地域やメトロマニラ市外の地域でも紙製のレジ袋を使用するデパートやスーパーがもっと増えてくれれば良いと思っています。
エコバッグ
フィリピンでエコバッグを売っているデパートやスーパーマーケットはあります。フィリピンで最大規模を誇る『SM Supermalls』(シューマートまたはエスエム)でエコバッグを買う事も出来るしサリサリストアを営んでいる人達がよく利用をする『Puregold』(ピュアゴールド)でもエコバッグを売っているしフィリピンで最大手の薬局『Mercury Drug』(マーキュリードラッグ)でも売っています。
マカティにある『Waltermart』(ウォルターマート)や『Cash&Carry』(キャッシュアンドキャリー)でもエコバッグを売っています。
上記に挙げたデパートやお店では独自のエコバッグのデザインが描かれていてSMのように「I choose to Reuse」と環境に対するメッセージが書かれているエコバッグもあります。
エコバッグはスーパーマーケットに置いてある小さいサイズで10ペソ、普通サイズで30ペソです。SMデパートに置いてあるショッピング用のエコバッグは特大サイズで100ペソです。
結構丈夫にしっかりと作られているのでかなり食品を入れても破けたり手で持つ所が壊れるという事は無いです。コメアオがエコバッグを使い出して5年になり現在5枚のエコバッグがありますが今まで壊れたのは1回だけです。その時は1つのエコバッグにお米と牛乳等の重たい品物を入れてしまったのが原因です。その他のエコバッグは5年経った今でも使用しています。
コメアオがエコバッグを使い出した2015年当時と比べると明らかに買い物にエコバッグを使用している人は確実に増えています。デパートやスーパーに行くとエコバッグをレジの時に出している人を多く見るようになりました。今後もっと環境保護の意識が高まればますますエコバッグを使う人は増えていくと思います。
まとめ
フィリピン全体で見ると現在もプラスチック製のレジ袋は主流で使っているデパートやスーパーが多いですがマカティでは2013年よりプラスチック製のレジ袋が使用が禁止されて紙製のレジ袋に移行しました。
紙製のレジ袋だと冷凍食品を入れた時に時々破けてしまう可能性があるのでエコバッグを使用する人がマカティでは以前と比べると増えました。
今後もプラスチック製のレジ袋の使用を禁止する地域が増える事によってエコバッグを使用する人が増えると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは、『フィリピンで買い物する時に便利なエコバッグは普及しつつある?』についてでした。
いかがだったでしょうか。
次回のテーマは、『フィリピンで日本語学校を始めた時にかかった費用はいくら?』についてです。
Have a nice day!
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