こんにちは。コメアオです。
今回のブログのテーマは、『フィリピン国鉄の切符の買い方と車内の様子』についてです。
フィリピンには国が運営している鉄道が現在走っています。
フィリピン国鉄に乗ってみたいと思っていましたがなかなか乗る機会がありませんでした。
しかし先日願いが叶ってやっと乗る事ができたのレポートしたいと思います。
では早速フィリピン国鉄の切符の買い方と車内の様子を見ていきましょう。
フィリピン国鉄
メトロマニラ首都圏では唯一の国が所有する鉄道で南のラグーナ州カランバから北のカラオカン市までを結んでいます。またルソン島の南に位置するナガ市を中心にフィリピン国鉄の列車が走っています。
個人的には将来ルソン島の南はナガ市から北はバギオ市まで開通して欲しいと願っています。
マカティ市はフィリピン経済の中心地でたくさんの人達が働いています。マカティ市にもフィリピン国鉄の線路が通っており駅がデラロサ駅からマカティ市のアヤラ地区まで歩いて15分から30分ぐらいの距離です。
歩いて行ける距離なので朝夕の通勤ラッシュ時にはたくさんの人達がフィリピン国鉄を利用しています。
フィリピン国鉄にはエアコン有りの列車とエアコン無しの列車があります。
バスでもエアコン有りのバスとエアコン無しのバスがあります。
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フィリピンの交通手段 バス編
切符の買い方
駅はシンプルに作られたプラットホームがあるだけで切符の販売機や自動改札機はなく、駅の入り口に入る際に簡単なボディチェックがありカバンを持って入る際は中を点検されます。
フィリピンでは電車に限らずデパートや銀行に入る際はボディチェックをされたりカバンの中の点検をされます。
無事にボディチェックが終わったら駅構内にある切符売り場に行って行き先を告げます。
1番南のラグーナ州カランバのカランバ駅から1番北のカラオカン市のトゥトゥバン駅までエアコン有りの列車に乗っても料金は60ペソです。日本円で約120円でぐらいです。
エアコン有りの車両はエアコン無しの車両と比べると若干高いです。
料金は『Philippines National Railways FARES & TICKETS』で確認ができます。
発車予定時刻は『philippines national railways NORTHBOUND & SOUTHBOUND TIMETABLE』で確認ができます。
切符売り場で行き先を告げて料金を支払うと切符をくれます。
フィリピン国鉄の駅構内には自動改札機や改札口がない為列車を降りる時は切符を見せる事も無くそのまま駅から出ます。
車両
フィリピン国鉄には旧型車両と新型車両があり旧型車両はどこか懐かしさを感じ新型車両はクールでカッコいいデザインの車両です。
旧型車両
旧型車両は以前日本で走っていた車両を使っている為、行き先が日本の駅名だったり回送と表示されている事があります。
日本で使用されなくなった車両でもフィリピンでこうして今でも現役で走っているのを見ると日本製は改めて質が高いんだなと感じます。
新型車両
新型車両の登場はごく最近の事で2020年2月から走り出しています。
車両は真新しくてピカピカの一年生みたいな感じがします。
車内の様子
旧型車両の車内の座席はクッション性があり長時間座っていてもお尻が痛くなりませんが、新型車両の車内の座席はプラスチック性なので長時間座っているとお尻が痛くなりそうです。
日本の車両と比べると車内はそんなに広く感じません。
フィリピンの電車はフィリピン国鉄の他にLRT1やMRT3がありますがどちらも車両の幅は広く感じません。LRT2はLRT1とMRT3と比べると若干広いという感じはします。
旧型車両の車内の様子
新型車両の車内の様子と座席
フィリピン国鉄の不思議
ホームから列車がはみ出す
日本では絶対に見る事の出来ない光景ですが、以前マカティ市のブエンディア駅がありました。今はブエンディア駅の隣に新駅デラロサ駅が作られたのでブエンディア駅は使用されなくなっています。
ブエンディア駅のプラットホームと列車の長さが合っていなくて列車の後方がプラットホームに収まりきらずはみ出して止まっていました。
列車のドアを開けるとプラットホームは無いですが乗客達は列車から道路に降りるしかありません。降りると言うより列車から飛び降りると言った方が言葉的には合っています。
フィリピン国鉄には改札口が無いので列車から道路に飛び降りた乗客はそのまま歩いて去って行きます。
しかし新型車両が走り始めてからブエンディア駅は使用されずデラロサ駅が使用されているのでこの光景は見る事は出来なくなってしまいました。
踏み切りの遮断機
この光景も日本では絶対に見る事ができません。
日本では通常電車が来る前から遮断機が降りて電車が完全に走り去ってから遮断機が上がります。
フィリピン国鉄の遮断機は列車が来る前に遮断機が降ります。この点は日本と同じですが、列車が走り去る前に遮断機が上がってしまいます。日本だと直ぐに点検して直しますがフィリピン国鉄はそのままです。
フィリピンの国鉄
Philippine National Railways
通称PNR
撮っていたら古い車両と新しい車両の両方撮れた❗️
貴重なビデオになった😁
電車が通り過ぎる前に踏切の遮断機が上がるのは日本では見る事ができないよー🤣 pic.twitter.com/EHL1Xg441b— フィリピン在住のコメアオです。 (@komeao22) February 19, 2020
まとめ
✔︎ フィリピン国鉄には改札口や自動改札機がない為、切符売り場で行き先を告げて切符をもらいます。
✔︎ フィリピン国鉄の車両はエアコン有りの車両とエアコン無しの車両があります。
✔︎ フィリピン国鉄の1番南のカランバ駅から1番北のトゥトゥバン駅までエアコン有りの列車に乗っても60ペソです。
✔︎ 旧型車両の車内の座席はクッション性がありますが新型車両の座席はプラスチック性です。
メトロマニラ首都圏では渋滞がひどいので電車に乗って行ける所は電車で移動をした方が時間通りに着くので便利です。メトロマニラ首都圏を走っている電車についてまとめてありますのでご参照ください。
関連記事:
フィリピンの交通手段 電車編
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは、『フィリピン国鉄の切符の買い方と車内の様子』についてでした。
いかがだったでしょうか。
次回のテーマは、『フィリピンの運転マナーと運転スタイル』についてです。
Have a nice day!
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