こんにちは。コメアオです。
今回のブログのテーマは、『フィリピンで日本語学校を始めた時にかかった費用はいくら?』についてです。
日本のアニメや漫画はクオリティが高くたくさんの名作があります。また日本のドラマが好きな外国人もいるし日本の文化が好きな外国人もいます。その日本のアニメやドラマを通して日本語を勉強したいと思う外国人はたくさんいます。
フィリピンにも日本のアニメや漫画を知っている人達はたくさんいます。2007年にフィリピンに来た当初朝の番組でドラえもんのタガログ語の吹き替え版を放送していたのを覚えています。
フィリピンでは2007年頃はDVD1枚の値段は150ペソから250ペソで売っていました。DVDは高いので30ペソから40ペソで買える海賊版DVDがたくさん出回っていました。その当時人気のあった日本のドラマのDVDもフィリピンで数多く売っていました。フィリピンで日本の文化に触れる機会があったりするので日本に行って働きたいと思うフィリピン人はたくさんいます。
日本の初給料は約20万円から約25万円ですがフィリピンの初給料は約1万5千ペソから約2万5千ペソで日本円にすると約3万円から約5万円です。フィリピンから日本を見たらまだまだ日本は憧れの国です。DVDでアニメやドラマを見ながら日本に興味を持ち日本語を勉強したいと思っているフィリピン人は国内にたくさんいます。
そうした理由や事情が重なり日本語学校をフィリピンに作ろうと思い2008年に設立しました。2008年当時なので現在と物価が若干違いますが参考にしてください。出来る限り良い学校にしようと手間ひまかけていますがコメアオの予算の範囲内で設立しています。
ではコメアオがフィリピンで日本語学校を作った時にかかった費用を早速見ていきましょう。
オフィス
家賃
オフィスはマカティ市のグアダルーペ駅周辺やパサイ市のヒルプヤット駅周辺のオフィス等を見ましたがいろいろな観点からマカティ市のサルセド地区内のオフィスビルの1室を借りました。
家賃は2008年当時で1ヶ月約2万ペソ (日本円で約4万円)で、2ヶ月分の前払い金と2ヶ月の敷金を払い、オフィスを借りる時に支払った費用は約8万ペソです。
フィリピンで日本語学校を始めた理由等をまとめてありますのでご参照ください。
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工事費
借りたオフィス内に2つのクラスを作ろうと考えたのでフリーランサーの大工さん2人にオフィス内に仕切りを作ってもらいました。
2008年当時、400ペソと300ペソをそれぞれ日当として支払いました。工事期間は18日かかったので全部で12,600ペソ支払いました。工事にかかった材料費はベニヤ板やペンキ等で約10,000ペソです。
オフィス家具・用品
オフィス家具は机や椅子やテーブル等をマカティで購入しました。机と椅子共に約1,500ペソで2式購入したので約6,000ペソでテーブルは約2,000ペソでした。
またホワイトボードが約2,500ペソで2式購入しました。プリンターは約5,000ペソかかっています。その他にもオフィスや日本語クラスで使う備品のプリンター用紙やマーカーペン等を購入しています。
フィリピンでは生徒達が座る椅子には小さな机が付いています。日本みたいに机と椅子がそれぞれ離れていません。生徒達が座る椅子はマニラ市パコ地区で少し安くしてもらい1脚700ペソで全部で6脚購入したので4,200ペソ支払いました。
オフィス家具とオフィス用品の費用は約25,000ペソかかっています。
アパート
マカティ市のポブラシオン地区にコメアオが寝泊まりするスタジオタイプのアパートを借りました。スタジオタイプは日本で言う1Kの間取りでベッドルームはありません。
家賃は2008年当時で1ヶ月7千ペソ(日本円で約1万4千円)で、1ヶ月分の前払い金と1ヶ月の敷金を払い、アパートを借りる時に1万4千万ペソ支払いました。
フィリピンで賃貸物件を探す方法をまとめてありますのでご参照ください。
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フィリピンで賃貸物件の探し方
合計金額
オフィスの家賃 80,000ペソ
大工さんの日当合計 12,600ペソ
材料費 10,000ペソ
オフィス家具・用品 25,000ペソ
アパート 14,000ペソ
合計 141,600ペソ
日本円で約283,200円です。
まとめ
今回は会社の登録等にかかった費用やオフィスを探したりオフィス家具を買いに行ったりした時の交通費等は省いています。
登録費用や交通費を合わせると日本語学校を始めた時に約150,000ペソ(日本円で約30万円)はかかっています。この当時コメアオができる精一杯の範囲でやっていて費用を大分抑えてこの金額です。
フィリピンにある他の日本語学校と比べると恐らくゼロが1つ足りないぐらいの費用だと思います。これからフィリピンで日本語学校を作ろうと思っている方の参考になれば嬉しいです。
日本語教師になる為にはについて詳しくまとめてありますのでご参照ください。
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